第4章 労使関係の動向
(1999年春の労使交渉)
1999年春季労使交渉は、我が国経済は依然として極めて厳しい状況にあるが、各種の政策効果に下支えされて下げ止まりつつあり、雇用情勢については雇用者数が減少し、完全失業率がこれまでにない高さに上昇しているという状況下で行われ、賃上げ額は、おおむね1998年を下回る内容となり、主要単産における大手企業の賃上げ額は、電機 500円(ベア・35歳ポイント回答)、自動車 6,626円(定昇込・平均賃金方式)だった。
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