第2節 高齢化に伴う高年齢者の属性と意識の変化


 60歳男性の平均余命は20年であり、60歳定年が言われ始めた1970年頃と比べてちょうど5年延びている。高年齢者雇用を考える際に、専門的知識の蓄積など年齢とともに上昇していく能力を有効に活用する仕組みを作っていくことが重要である。
 我が国高年齢者の就業意欲は国際的にみても高く、厚生年金支給開始年齢の引上げは、 就業への動きをさらに強めることが予想される。



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