第3章 高齢化と雇用・就業問題

 第1節 中高年齢者の就業・失業の実態


 現在までのところ、60歳までの失業の方が深刻となっているが、団塊の世代が60歳台前半に差しかかる10年後には、より65歳までの就業の必要性が増すものと考えられる。それまでに雇用・就業機会確保のための環境条件を整備する必要がある。60歳台前半層で過去と比較すると、就業者割合は変わらないが、雇用者割合は大きく上昇し、しかも55歳当時の企業での継続雇用が増加している。



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