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三世代世帯の平均所得金額が最も高く1026万6千円
 世帯構造別に1世帯当たりの平均所得金額をみると、「三世代世帯」が1026万6千円で最も高く、次いで、「夫婦と未婚の子のみの世帯」が814万8千円となっており、「女の単独世帯」が231万6千円で最も低くなっている。
 1世帯当たりの平均可処分所得金額をみると、「三世代世帯」が860万4千円、「夫婦と未婚の子のみの世帯」が675万2千円、「女の単独世帯」が197万4千円となっている。
 一方、世帯人員1人当たりの平均所得金額をみると、「男の単独世帯」が355万2千円で最も高く、次いで、「夫婦のみの世帯」が298万4千円となっており、「ひとり親と未婚の子のみの世帯」は180万4千円と最も低くなっている。(表7、図5)

表7 世帯構造別にみた1世帯当たり・世帯人員1人当たり平均所得金額(平成9年調査)

世帯構造 1世帯当たり平均所得金額 1世帯
当たり
平均可
処分所
得金額
(万円)
世帯人
員1人
当たり
平均所
得金額
(万円)
有業人
員1人
当たり
平均稼
働所得
金額
(万円)
平均
世帯
人員
(人)
平均
有業
人員
(人)
平成
6年
(万円)
平成
7年
(万円)
平成
8年
(万円)
対前年増加率
(%)
総  数 664.2 659.6 661.2 0.2 547.1 225.8 384.4 2.93 1.46
  単独世帯 285.9 291.4 289.5 △0.7 242.4 289.5 371.0 1.00 0.57
    男の単独世帯 366.8 375.3 355.2 △5.4 294.7 355.2 437.5 1.00 0.67
    女の単独世帯 219.0 228.9 231.6 1.2 197.4 231.6 290.1 1.00 0.49
  核家族世帯 699.0 692.9 708.4 2.2 585.1 233.0 406.7 3.04 1.52
    夫婦のみの世帯 577.1 560.7 596.8 6.4 490.8 298.4 424.5 2.00 1.00
    夫婦と未婚の子
のみの世帯
797.6 797.5 814.8 2.2 675.2 217.6 417.5 3.74 1.85
    ひとり親と未婚の子
のみの世帯
451.7 468.3 439.2 △6.2 365.0 180.4 260.5 2.43 1.37
  三世代世帯  953.2 967.9 1 026.6 6.1 860.4 189.7 346.1 5.41 2.48
  そ の 他 の 世 帯 700.5 715.3 699.7 △2.2 595.8 220.1 323.5 3.18 1.68

図5 世帯構造別にみた1世帯当たり・世帯人員1人当たり平均所得金額(平成9年調査)


 世帯主の年齢階級及び世帯構造別に1世帯当たり平均所得金額、世帯人員1人当たり平均所得金額をみると、1世帯当たりの所得は「三世代世帯・70歳以上」が最も高く、1人当たり所得は「男の単独世帯・50歳代」が最も高い。一方、1世帯当たりの所得が最も低いのは「女の単独世帯・70歳以上」であり、1人当たり所得は「ひとり親と未婚の子のみの世帯・29歳以下」が低い。
 「単独世帯」を性別でみると、男は50歳代、女は30歳代が高く、低いのは女の70歳以上である。
 また、「三世代世帯」は30歳代以上で、1世帯当たりの所得は平均より高く、1人当たり所得は全世帯で平均より低い。(図6)

図6 世帯構造別にみた世帯主の年齢階級別1世帯当たり・世帯人員1人当たり平均所得金額


注: 29=29歳以下 30=30〜39歳 40=40〜49歳
50=50〜59歳 60=60〜69歳 70=70歳以上


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