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(2)介助の状況
 入院患者について介助の状況をみると、要介助(「一部介助」あるいは「全面介助」)の状態にある割合は移動については39.5%、食事については31.1%、排泄については37.8%となっている。
 また、病院の病床の種類別にみると、老人病床では移動73.4%、食事54.2%、排泄73.4%、療養型病床群では移動68.2%、食事51.6%、排泄66.5%と移動、食事、排泄ともに要介助の患者の割合が高くなっている。(図5、表13)
図5 介助の状況別にみた入院患者の要介助者の構成割合


注: ( )内は、推計入院患者数である。


表13 病院の病床の種類別にみた介助の状況別推計入院患者数構成割合
 
(単位:%)  平成8年10月      
  総  数 精神病床 結核病床 老人病床
(一般病床のみ)
療養型
病床群
その他の
一般病床
総 数 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
(単位:千人) (1 396.2) ( 325.9) ( 12.7) ( 162.6) ( 35.5) ( 859.5)
移 動
 自 立 59.2 81.9 76.2 26.4 31.6 57.7
 要介助 40.4 17.8 23.5 73.4 68.2 41.8
  一部介助 16.9 9.4 12.3 21.6 25.4 18.5
  全面介助 23.5 8.4 11.2 51.8 42.8 23.3
食 事
 自 立 67.7 82.8 82.3 45.6 48.2 66.7
 要介助 31.8 16.9 17.4 54.2 51.6 32.6
  一部介助 15.2 10.8 9.7 23.8 25.6 14.9
  全面介助 16.6 6.1 7.7 30.3 25.9 17.7
排 泄
 自 立 60.8 80.2 78.5 26.4 33.3 60.8
 要介助 38.7 19.5 21.1 73.4 66.5 38.6
  一部介助 14.0 8.6 10.8 16.1 19.5 15.4
  全面介助 24.7 10.9 10.4 57.2 47.0 23.1
注:1 総数には、伝染病床・介助の状況不詳を含む。
  2 ( )内は、推計入院患者数である。


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