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4 傷病分類別にみた状況
(1) 入院における傷病分類別の1件当たり点数は、一般医療では、「新生物」47,262.1点が最も高く、次いで「循環器系の疾患」「神経系の疾患」、老人医療では「新生物」43,545.4点が最も高く、次いで「尿路性器系の疾患」「損傷,中毒及びその他の外因の影響」の順となっている。
 1日当たり点数は、一般医療、老人医療とも「眼及び付属器の疾患」4,014.7点、4,323.1点が最も高く、次いで「新生物」「尿路性器系の疾患」の順となっている。(表7、図7)


表7 傷病分類・入院−入院外・一般医療−老人医療別1件当たり点数,1日当たり点数

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(平成9年6月審査分)
傷 病 分 類 入院 入院外
一般医療 老人医療 一般医療 老人医療
  1 件 当 た り 点 数
総  数 30 769.9 35 335.6 1 263.0 2 042.1
感染症及び寄生虫症 25 694.3 35 967.4 954.1 1 613.2
新 生 物 47 262.1 43 545.4 2 519.3 3 379.5
血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 29 354.5 34 750.1 1 492.2 1 698.7
内分泌,栄養及び代謝疾患 29 263.9 32 369.2 1 707.9 2 356.3
精神及び行動の障害 25 498.5 28 087.1 1 397.0 2 483.1
神経系の疾患 34 838.8 34 293.6 1 222.1 2 464.1
眼及び付属器の疾患 33 391.9 34 993.1 695.7 853.2
耳及び乳様突起の疾患 27 495.0 15 870.7 924.0 1 296.0
循環器系の疾患 42 188.0 35 085.7 1 413.5 2 148.9
呼吸器系の疾患 20 037.2 31 947.3 875.4 2 088.6
消化器系の疾患 27 444.7 33 410.4 1 533.6 2 095.3
皮膚及び皮下組織の疾患 25 671.1 33 388.6 673.5 1 027.9
筋骨格系及び結合組織の疾患 32 106.0 32 848.6 1 246.4 2 033.2
尿路性器系の疾患 32 107.8 39 927.1 3 552.3 5 394.7
妊娠,分娩及び産じょく 13 059.4 - 1 079.3 -
損傷,中毒及びその他の外因の影響 29 540.1 36 885.2 1 193.8 1 919.4
その他の傷病 20 119.3 26 315.6 1 017.5 1 606.7
  1 日 当 た り 点 数
総  数 1 854.1 1 695.0 594.4 674.1
感染症及び寄生虫症 2 196.2 1 789.7 490.6 652.6
新生物 3 026.3 2 410.6 1 251.3 1 362.6
血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 2 185.1 2 091.1 794.2 641.1
内分泌,栄養及び代謝疾患 1 857.7 1 627.2 867.6 878.6
精神及び行動の障害 885.5 959.6 685.9 812.0
神経系の疾患 1 527.8 1 376.8 608.0 787.7
眼及び付属器の疾患 4 014.7 4 323.1 492.8 499.4
耳及び乳様突起の疾患 2 727.7 1 443.4 343.9 329.0
循環器系の疾患 2 385.4 1 543.3 691.1 753.1
呼吸器系の疾患 2 351.9 1 886.6 448.7 650.8
消化器系の疾患 2 200.2 1 932.1 640.6 688.0
皮膚及び皮下組織の疾患 1 730.8 1 364.6 400.1 410.0
筋骨格系及び結合組織の疾患 1 842.3 1 426.9 377.2 390.3
尿路性器系の疾患 2 735.4 2 310.5 1 519.3 1 764.5
妊娠,分娩及び産じょく 1 999.4 - 550.2 -
損傷,中毒及びその他の外因の影響 1 972.7 1 770.7 421.3 485.2
その他の傷病 2 467.4 2 066.5 532.8 647.9

注: 「その他の傷病」は、「周産期に発生した病態」「先天奇形,変形及び染色体異常」及び「症状,徴候及び異常臨床所見・
異常検査所見で他に分類されないもの」である。


(2) 入院外における傷病分類別の1件当たり点数は、一般医療は、「尿路性器系の疾患」3,552.3点が最も高く、次いで「新生物」「内分泌,栄養及び代謝疾患」、老人医療では「尿路性器系の疾患」5,394.7点が最も高く、次いで「新生物」「精神及び行動の障害」の順となっている。
 1日当たり点数は、一般医療、老人医療とも「尿路性器系の疾患」1,519.3点、1,764.5点が最も高く、次いで「新生物」「内分泌,栄養及び代謝疾患」の順となっている。(表7、図7)


図7 傷病分類・入院−入院外・一般医療−老人医療別1日当たり点数

(平成9年6月審査分)

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注: 「その他の傷病」は、「周産期に発生した病態」「先天奇形,変形及び染色体異常」及び「症状,徴候及び異常臨床所見・
異常検査所見で他に分類されないもの」である。


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