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(3) 産業別にみた死亡

年齢調整死亡率(人口千対)は、男女ともに「鉱業」が男15.9、女16.6と高い。

 平成7年度の年齢調整死亡率を産業別にみると、男では「鉱業」が15.9と最も高く、次いで「電気・ガス・熱供給・水道業」が8.1となっている。低い順では「製造業」、「金融・保険業」がともに1.3、「卸売・小売業,飲食店」、「サービス業」が1.4となっている。女では「鉱業」が16.6と最も高く、次いで「電気・ガス・熱供給・水道業」が6.6となっている。低い順では「卸売・小売業,飲食店」が0.4、「製造業」が0.5となっている。
 また平成2年度と比べると男女ともに「漁業」を除くすべての産業で低下している。


表2−3 20〜64歳の産業別年齢調整死亡率(人口千対)

産          業
平成7年度 平成2年度 平成7年度 平成2年度
         
総   数 3.1 3.3 1.5 1.6
         
 就   業   者   総   数 2.2 2.3 0.8 1.0
         
  第   1   次   産   業 4.0 4.1 1.5 1.6
   農業 3.7 3.8 1.2 1.4
   林業 5.5 6.4 *4.6 8.9
   漁業 4.9 4.8 3.3 2.9
         
  第   2   次   産   業 1.7 1.9 0.6 0.8
   鉱業 15.9 18.6 16.6 23.9
   建設業 2.0 2.3 0.9 1.4
   製造業 1.3 1.6 0.5 0.6
         
  第   3   次   産   業 1.6 1.9 0.6 0.8
   電気・ガス・熱供給・水道業 8.1 10.2 6.6 12.5
   運輸・通信業 1.7 2.0 0.8 1.5
   卸売・小売業,飲食店 1.4 1.7 0.4 0.6
   金融・保険業 1.3 1.8 0.6 0.8
   不動産業 1.8 1.9 0.7 0.8
   サービス業 1.4 1.7 0.6 0.7
   公務 2.6 3.2 1.5 2.0
         
 無  業 14.0 16.2 2.3 2.3

注:表中の*印の付してある数値については、発生件数が100未満のもので数値が不安定であり、比較の対象からは除いている。


図2−7 男20〜64歳の産業別年齢調整死亡率


図2−8 女20〜64歳の産業別年齢調整死亡率



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