死亡については年齢を20歳以上64歳以下を対象としている。

（１） 職業別にみた死亡

年齢調整死亡率（人口千対）は、男は「サービス職」が4.0、女は「保安職」が4.5 と高い。

　平成７年度の年齢調整死亡率は、男 3.1、女 1.5で平成２年度と比べると男は0.2ポイント、女は0.1ポイント低下している。
　年齢調整死亡率を職業別にみると、男では「サービス職」が4.0と最も高く、次いで「農林漁業職」が3.3の順となっている。低い順では「技能職」が1.4、「管理職」、「販売職」、「保安職」がともに1.7となっている。女では「保安職」が4.5と最も高く、次いで「運輸・通信職」が3.9の順となっている。低い順では「技能職」が0.4、「事務職」が0.5となっている。
　また平成２年度と比べると男女ともすべての職業で低下している。

表２−１ 20〜64歳の職業別年齢調整死亡率（人口千対）

職　　　　　　　 業	男		女
	平成７年度	平成２年度	平成７年度	平成２年度
総 　数	3.1	3.3	1.5	1.6
就業者総数	2.2	2.3	0.8	1.0
専門職	2.0	2.1	0.8	1.0
管理職	1.7	2.2	2.8	3.5
事務職	1.9	2.3	0.5	0.6
販売職	1.7	2.2	0.7	1.0
サービス職	4.0	4.3	0.8	1.0
保安職	1.7	2.1	4.5	8.8
農林漁業職	3.3	3.6	1.1	1.3
運輸・通信職	2.1	2.4	3.9	7.2
技能職	1.4	1.7	0.4	0.6
無 職	14.0	16.2	2.3	2.3

図２−１ 男20〜64歳の職業別年齢調整死亡率

図２−２ 女20〜64歳の職業別年齢調整死亡率