世帯数を世帯類型別にみると、「高齢者世帯」は561万4千世帯（全世帯の12.6％）、「母子世帯」は50万2千世帯（同1.1％）となっている。
　また、「全世帯」と「高齢者世帯」の年次推移を昭和50年を100とした指数でみると「全世帯」は135.3、「高齢者世帯」は515.5となっている。（表３）
　高齢者世帯を世帯構造別の構成割合でみると、「単独世帯」は48.5％で最も多く、その内訳をみると「単独世帯（女）」が全世帯の38.6％、「単独世帯（男）」が全世帯の9.9％となっており、世帯主の年齢が上がるほど「単独世帯」男女の割合の差が大きくなっている。（表４）

表３ 世帯類型別にみた世帯数の年次推移

年次	総 数	高齢者世帯	母子世帯	父子世帯	その他の 世帯	指数（昭和50年=100）
						全　世　帯	高齢者世帯
	推 　　　計　 　　数　（単位：千世帯）
昭和50年	32 877	1 089	374	65	31 349	100.0	100.0
55	35 338	1 684	439	95	33 121	107.5	154.6
60	37 226	2 192	508	99	34 427	113.2	201.3
平成2年	40 273	3 113	543	102	36 515	122.5	285.9
6	42 069	4 252	491	90	37 236	128.0	390.4
7	40 770	4 390	483	84	35 812	…	…
8	43 807	4 866	550	85	38 306	133.2	446.8
9	44 669	5 159	535	79	38 895	135.9	473.7
10	44 496	5 614	502	78	38 302	135.3	515.5
	構　　成　　割　　合　（単位：％）
昭和50年	100.0	3.3	1.1	0.2	95.4	・	・
55	100.0	4.8	1.2	0.3	93.7	・	・
60	100.0	5.9	1.4	0.3	92.5	・	・
平成2年	100.0	7.7	1.3	0.3	90.7	・	・
6	100.0	10.1	1.2	0.2	88.5	・	・
7	100.0	10.8	1.2	0.2	87.8	・	・
8	100.0	11.1	1.3	0.2	87.4	・	・
9	100.0	11.5	1.2	0.2	87.1	・	・
10	100.0	12.6	1.1	0.2	86.1	・	・

注：１ 平成７年の数値は兵庫県を除いたものである。
　　２ 高齢者世帯等の世帯類型の定義は用語の説明参照。

表４ 世帯構造及び世帯主の年齢階級別にみた高齢者世帯数と構成割合
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成10年

世帯主の 年齢階級	総　　数	単独世帯			夫婦のみの 世帯	その他の 世帯
		総　　数	男	女
	推　　　　計　　　　数　（単位：千世帯）
総　　　数	5 614	2 724	555	2 169	2 712	178
65〜69歳	1 472	753	199	554	650	68
70〜74	1 816	747	144	603	1 009	60
75〜79	1 209	597	97	500	586	26
80歳以上	1 117	627	116	511	466	24
	構　　成　　割　　合　（単位：％）
総　　　数	100.0	48.5	9.9	38.6	48.3	3.2
65〜69歳	100.0	51.2	13.5	37.7	44.2	4.6
70〜74	100.0	41.1	7.9	33.2	55.6	3.3
75〜79	100.0	49.4	8.0	41.4	48.5	2.1
80歳以上	100.0	56.1	10.4	45.8	41.8	2.1