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老健局

超高齢化社会への扉がここに

 我が国では、21世紀の半ばには国民の3人に1人が65歳以上の高齢者になると予想されています。この世界にも例を見ない超高齢化社会を、全ての国民が健やかで心豊かに安心して暮らせる社会とすることを目指しています。

◆将来の社会づくりを担う

 国民の3人に1人が65歳以上の高齢者になると予想されている21世紀の半ばには、「高齢者」も社会を支える存在として活躍しているはずです。そのような人生の年輪が堂々と刻まれ、豊かな森を形造るような社会づくりを目指し、日々努力しています。

◆新たな道づくり

 現在の国民の最大の不安の1つが介護問題です。何年もの苦闘の末、世紀の大事業である「介護保険」が新たなミレニアムの年に始まりました。この介護保険の前に道はありません。介護保険の後に道ができるのです。介護保険により、5年後には、100万人の雇用が生まれ、社会の情報化が進展します。 「介護保険」をキーワードに改革を押し進めていきます。

◆国際的リーダーシップを発揮するための第一歩

 21世紀には、日本だけでなく世界各国が「高齢者の世紀」を迎えます。介護保険をはじめ、日本の取組に対し各国から熱い視線が寄せられています。国際化時代の下、真の国際貢献を目指します。

◆ゴールドプラン21の推進

 平成12年には、我が国の高齢化率が世界最高の水準に達することが予想されるとともに、介護保険法が施行され、全国の地方公共団体において、老人保健福祉計画と介護保険事業計画が一体的に作成されています。高齢者保健福祉施策は、まさに新たな段階を迎えようとしているのです。こうした状況に対応するため、活力ある高齢者像の構築などを柱としたゴールドプラン21を策定し、推進しています。

図
老後の生きがいづくり
▲老後の生きがいづくり
スポーツに汗する高齢者
▲スポーツに汗する高齢者

◆明るい長寿社会の建設

 高齢者と言えば、社会的弱者と見られがちですが、実は8〜9割の高齢者は、通常は介護や援護を必要とせずに暮らしています。このような高齢者が、その意欲と能力に応じて社会との関わりを持ち続けていくことは大変重要なことです。
 このため、全国健康福祉祭(ねんりんピック)を主催しているほか、老人クラブの活動など、高齢者の生きがいづくり・健康づくりの活動を支援しています。


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