・食事の内容に気をつけている者は7割
・気をつけている理由は「成人病の予防のため」が最も多い
日頃から健康の維持・増進のために食事の内容に気をつけている者は69.5%で、気をつけていない者は29.1%となっている(表6)。
食事の内容に気をつけている者について、続けている理由をみると、「成人病の予防のため」が34.8%、「体調がよくなったり、よくなりそう」が25.5%となっている。一方、気をつけていない者の理由をみると、「必要ないと思うから」が40.8%、「めんどうだから」が30.6%となっている(図6、7)。
表6 性・年齢階級別にみた健康の維持・増進のための食事の内容での留意の状況
(単位:%)
性 年齢階級 |
総 数 |
食事の内容に気をつけている | 食事の内容に気をつけていない | 不 詳 |
||||
総 数 | いつも気を つけている |
時々気を つけている |
総 数 | 以前は気を つけていたが 現在は気を つけていない |
特に気を つけたことが ない |
|||
総 数 | 100.0 | 69.5 | 29.0 | 40.5 | 29.1 | 2.5 | 26.6 | 1.5 |
男 | 100.0 | 60.3 | 22.6 | 37.7 | 38.3 | 2.8 | 35.6 | 1.3 |
15〜19歳 | 100.0 | 40.5 | 9.3 | 31.2 | 58.3 | 2.3 | 56.0 | 1.2 |
20〜29 | 100.0 | 46.3 | 10.1 | 36.2 | 52.8 | 3.7 | 49.1 | 0.9 |
30〜39 | 100.0 | 55.0 | 13.2 | 41.9 | 44.0 | 3.3 | 40.8 | 0.9 |
40〜49 | 100.0 | 59.6 | 18.2 | 41.4 | 39.4 | 2.5 | 36.9 | 1.0 |
50〜59 | 100.0 | 70.2 | 29.0 | 41.2 | 28.6 | 2.1 | 26.5 | 1.2 |
60〜69 | 100.0 | 75.9 | 39.9 | 35.9 | 22.2 | 2.2 | 19.9 | 2.0 |
70歳以上 | 100.0 | 75.5 | 47.2 | 28.4 | 21.5 | 3.2 | 18.2 | 3.0 |
( 再 掲 ) 65歳以上 |
100.0 | 76.2 | 46.0 | 30.2 | 21.4 | 2.9 | 18.5 | 2.4 |
女 | 100.0 | 77.9 | 34.9 | 43.0 | 20.5 | 2.3 | 18.2 | 1.6 |
15〜19歳 | 100.0 | 53.7 | 13.3 | 40.3 | 45.6 | 3.0 | 42.7 | 0.7 |
20〜29 | 100.0 | 68.7 | 18.2 | 50.4 | 30.4 | 3.0 | 27.4 | 0.9 |
30〜39 | 100.0 | 80.4 | 27.8 | 52.5 | 18.8 | 2.6 | 16.1 | 0.9 |
40〜49 | 100.0 | 82.7 | 33.4 | 49.3 | 16.1 | 1.5 | 14.6 | 1.2 |
50〜59 | 100.0 | 84.7 | 43.1 | 41.6 | 13.4 | 1.8 | 11.6 | 1.9 |
60〜69 | 100.0 | 85.0 | 51.2 | 33.8 | 12.5 | 1.9 | 10.7 | 2.5 |
70歳以上 | 100.0 | 78.8 | 50.4 | 28.4 | 18.4 | 2.8 | 15.6 | 2.7 |
( 再 掲 ) 65歳以上 |
100.0 | 80.7 | 51.5 | 29.2 | 16.5 | 2.4 | 14.1 | 2.8 |
食事の内容に気をつけている者について、気をつけている内容を年齢階級別にみると、「塩分を控えるようにしている」では年齢が高くなるにしたがって多くなり「70歳以上」で最も多い。また、「脂肪・コレステロールを控える」「糖分を控えるようにしている」「カルシウムを多く含む食品を食べるようにしている」では「60〜69歳」で最も多い(図8)。
さらに、気をつけるようになったきっかけを性別にみると、男は「テレビ・新聞・雑誌等を見て、健康によいことがわかったから」が36.2%で最も多く、次いで、「病気の治療や予防のため医師に言われた」23.3%となっている。女は「テレビ・新聞・雑誌等を見て、健康によいことがわかったから」が半数を占めている(図9)。