厚生労働省

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3  妻の職場における育児休業制度の有無別にみた状況

子どもが1人いる夫婦では、育児休業制度を利用しやすい雰囲気がある場合の64.7%に第2子が生まれている。

夫婦のうち、「出生あり」は出生前に、「出生なし」は第5回に妻が会社等に勤めていた夫婦について、育児休業制度の有無別に、この4年間の出生の状況をみた。

妻の職場に、育児休業の「制度あり」で34.2%、「制度なし」では18.8%に子どもが生まれており、子どもが1人いる夫婦に第2子が生まれたのは、「制度あり」のうち、「利用しやすい雰囲気がある」で64.7%、「利用しにくい雰囲気がある」で52.0%、「制度なし」では28.3%となっている。(表7、図7)

表7 妻の就業形態で利用可能な育児休業制度の有無別にみたこの4年間の出生の状況

(単位:%)
  総数 子どもなし 1人 2人以上
総数 出生あり 出生なし 総数 第1子
出生あり
出生なし 総数 第2子
出生あり
出生なし 総数 第3子以降
出生あり
出生なし





















総数 (100.0) 100.0 26.0 74.0 100.0 38.8 61.2 100.0 43.3 56.7 100.0 9.9 90.1
制度あり (39.3) 100.0 34.2 65.8 100.0 42.0 58.0 100.0 57.5 42.5 100.0 14.1 85.9
利用しやすい雰囲気がある (19.2) 100.0 39.6 60.4 100.0 44.6 55.4 100.0 64.7 35.3 100.0 19.3 80.7
利用しにくい雰囲気がある (7.8) 100.0 30.2 69.8 100.0 44.3 55.7 100.0 52.0 48.0 100.0 3.8 96.2
どちらともいえない (10.6) 100.0 27.5 72.5 100.0 32.3 67.7 100.0 45.8 54.2 100.0 12.7 87.3
制度なし (35.0) 100.0 18.8 81.2 100.0 35.5 64.5 100.0 28.3 71.7 100.0 6.2 93.8
制度があるかないかわからない (23.8) 100.0 22.5 77.5 100.0 36.4 63.6 100.0 38.0 62.0 100.0 9.1 90.9

注:1)集計対象は、(1)または(2)に該当し、かつ(3)に該当する夫婦である。
(1)第1回から第6回まで双方から回答を得られている夫婦
(2)第1回に独身で第5回までの間に結婚し、結婚後第6回まで双方から回答を得られている夫婦
(3)「出生あり」は出生前に、「出生なし」は第5回に妻が会社等に勤めていた夫婦で、育児休業制度の有無が得られている夫婦

2)育児休業制度の有無は、「出生あり」は出生前の、「出生なし」は第5回の状況である。

3)「子どもなし」「1人」「2人以上」は、「出生あり」は出生前の、「出生なし」は第5回の状況である。

4)4年間で2人以上出生ありの場合は、末子について計上している。

5)総数には、育児休業制度の有無不詳を含む。

図7 妻の就業形態で利用可能な育児休業制度の有無別にみたこの4年間の出生の状況

図7 妻の就業形態で利用可能な育児休業制度の有無別にみたこの4年間の出生の状況

注:1)集計対象は、(1)または(2)に該当し、かつ(3)に該当する夫婦である。
(1)第1回から第6回まで双方から回答を得られている夫婦
(2)第1回に独身で第5回までの間に結婚し、結婚後第6回まで双方から回答を得られている夫婦
(3)「出生あり」は出生前に、「出生なし」は第5回に妻が会社等に勤めていた夫婦で、育児休業制度の有無が得られている夫婦

2)育児休業制度の有無は、「出生あり」は出生前の、「出生なし」は第5回の状況である。

3)「子どもなし」「1人」「2人以上」は、「出生あり」は出生前の、「出生なし」は第5回の状況である。

4)4年間で2人以上出生ありの場合は、末子について計上している。


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