結果の概要
1家族の状況
1−1配偶者及び同居者の状況の変化
夫婦のみの世帯が増加し、子と同居している世帯が減少した。
配偶者の状況をみると、第3回「配偶者あり」の割合は、85.7%となっている。第1回「配偶者なし」のうち5.4%が第3回「配偶者あり」、第1回「配偶者あり」のうち1.3%が第3回「配偶者なし」となっている。(表1)
親との同別居状況をみると、「親と同居している」(第1回28.7%、第3回25.6%)、「親と別居している」(第1回39.5%、第3回26.8%)とも減少している(図1)。
第1回の同居者の構成別に、第3回の同居者の構成をみると、「夫婦のみの世帯」(第1回20.4%、第3回25.9%)は増加し、「親なし子ありの世帯」(第1回39.2%、第3回34.8%)、「三世代世帯」(第1回22.4%、第3回19.3%)は減少した(表2)。
表1配偶者の状況(単位:%)
注:総数には、配偶者の有無不詳を含む。 |
図1親との同別居状況注:1)総数には同居者の状況不詳を含む。2)親には配偶者の父母を含み、同居・別居ともに
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表2第1回の同居者の構成別にみた第3回の同居者の構成(単位:%) |
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注:総数には同居者の構成不詳を含む。 |
夫婦のみの世帯では健康状態のよい割合が高く、単独世帯では健康状態のわるい割合が高い。
同居者の構成別に第3回の健康状態をみると、第1回から第3回まで「夫婦のみの世帯」は、健康状態がよい(「大変良い」「良い」「どちらかといえば良い」)の割合が高く、「単独世帯」では、わるい(「どちらかといえば悪い」「悪い」「大変悪い」)の割合が高くなっている(図2)。
図2同居者の構成別にみた第3回の健康状態 注:各項目の総数には健康状態の不詳を含む。 |