2 離職者の離職前後の状況の変化
(1)健康状態の変化
健康状態が「よい」であった者のうち「わるい」になった者の割合は、男19.4%、女13.9%。
第1回に仕事をしており第2回で仕事をしていなかった者について、性、第1回の健康状態別に第2回の健康状態をみると、第1回に「よい」であった者のうち第2回で「わるい」になった者の割合は、男19.4%、女13.9%となっており、全体の変化(男9.8%、女8.8%(表2))に比べて、男は特に高くなっている(表12)。
表12 性、第1回の健康状態別にみた第2回の健康状態
注:1)集計対象は、第1回に仕事をしており、第2回で仕事をしていなかった者である。 |
(2)住居の状況の変化
「持ち家以外」であった者のうち「持ち家」になった者の割合は、51~55歳で8.4%、56~60歳で21.8%。
第1回に仕事をしており第2回で仕事をしていなかった者について、年齢階級、第1回の住居の状況別に、第2回の住居の状況をみると、第1回に「持ち家以外」であった者のうち第2回で「持ち家」になった者の割合は、51~55歳で8.4%、55~60歳で21.8%と、年齢階級が高い方が高くなっている。
また、第1回に「持ち家」で「住宅ローンあり」であった者のうち、第2回で「住宅ローンなし」になった者の割合は、51~55歳で16.0%、56~60歳で22.4%となっている。(表13、統計表3)
表13 年齢階級、第1回の住居の状況別にみた第2回の住居の状況
注:1)集計対象は、第1回に仕事をしており、第2回で仕事をしていなかった者である。 |