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臓器移植対策室

1.臓器移植対策

(1) 臓器提供意思表示カード・シールの普及について
 平成14年末までの臓器提供意思表示カード・シールの配布状況は、以下のとおりとなっているが、昨年7月に実施された世論調査において、「臓器提供意思表示カード」の認識度が前回調査に比べ低下している状況であり、国民への認識度を高める観点からも、管下の保健所、運転免許センター、郵便局等に臓器提供意思表示カード・シールの配備について、ご協力をお願いしたい。
<配布状況>
意思表示カード 80,206,061枚 (1997,10,16〜2002,12,31)
意思表示シール
 免許証用 1,656,236枚 (1999,1〜2002,12,31)
 保険証用 13,923,840枚 (1999,1〜2002,12,31)
(2) 臓器移植の実施状況について
 平成15年1月9日現在、臓器の移植に関する法律に基づく脳死下での臓器提供事例は全国で23例行われているところであるが、移植を待っている患者の数に比べまだまだ少ない状況である。今後、更なる臓器移植の推進のために関係機関のご協力をお願いする。
<待機患者数>
心臓61名、 肺57名、 肝臓49名、 腎臓12,974名
膵臓69名、 小腸0名、 眼球5,155名
(平成15年1月6日現在数(眼球は平成14年11月30日現在数))

2.造血幹細胞移植対策

(1) 骨髄移植対策
ドナー登録会の実施について
 平成13年度に行われたドナー登録会は、全国で698回開催されており、合計で10,623名の方がドナー登録をされ、平成14年12月末現在の骨髄ドナー登録者数は16万4千人を超えております。
 厚生労働省としては、「ドナー登録30万人」の目標を早期に達成するため、一人でも多くの方に骨髄移植の機会を提供できるよう一層の普及啓発に努めるとともに、今後とも、献血並行型などのドナー登録会の開催をお願いする。



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