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人材育成事例323

日藤ポリゴン株式会社
若手人材の育成と人事評価制度の導入
情報掲載年度 2016年度
情報掲載日 2017/03/23
都道府県 兵庫県
資本金 1000万円以上~5000万円未満
従業員数 50人未満
産業分類 製造業
工作機械(ポリゴンマシン・スロッターマシン・BTA深穴加工機・大口径旋盤)の製造及び販売
産業機械(パイプベンダー・フィード装置・ブローチシャープナー)の販売
各種部品の加工

(日藤ポリゴン株式会社ウェブサイト)
(理念)
「創造的で信頼性ある商品を創り豊かな社会に貢献する」という企業理念のもと、全社員が創造的で信頼性ある商品を作るよう、仕事に励んでおります。

(求めるべき人材)
(1)社訓である「仁・義・礼・智・信」を持ち合わせた人格に優れた人材
(2)QCD(Quality,Cost,Dilivery)に優れ、高難易度な商品を作れる技術力、早く作業ができるスピード能力、管理責任能力がある人材
(3)積極性・改善提案力に優れた人材

(キャリア形成支援方針)
会社が求める人材を育成するため、新入社員からの育成フォローと、経営者と従業員とのコミュニケーションを最大限活かし、職業能力評価基準を基に作成した当社独自の人事評価制度による納得度の高い評価を行います。
チューター制度:
新入社員には、先輩社員が面倒を見るチューター制度を取り入れています。新入社員が仕事で分からないことや困ったことがあった時、チューターがフォローを行ないます。また、チューターでも判断が難しい事案については、同僚や上司が相談に応じる仕組みづくりを行っています。チューターは新入社員が困らないようにフォローアップをするだけでなく、チューターが新入社員に指導を行うことにより、お互いのスキルアップを図っています。また、結果として社員同士のコミュニケーションもスムーズに行われるようになりました。

人事評価制度:
年1回の昇給、及び年2回の賞与の人事評価は、会長・社長・工場長・4課長の7人で一人ずつ全社員の評価を行います。独自の評価基準係数により、社員毎の評価を算出し、その評価を基に各社員と会長・社長が年2回の面談を行います。社員には人事評価シートにより評価の内容がフィードバックされ、経営陣からは良かった点、至らなかった点を伝え、社員からは何でもかまわないので質問を受け付けます。そうすることで、社員は自分の評価を理解し、次の目標を設定することができます。若手社員は、がんばり次第で評価されることでモチベーションのアップにつながります。また、経営陣とのコミュニケーションにより会社の理念・方針を理解します。
会社は、社員と様々なことを話し合うことにより、風通しの良い環境づくりを行っています。
【人事評価基準書、人事評価シート 参照】
チューター制度・人事評価制度等を導入することで、入社した社員の教育・動機づけができ、その結果直近10年で11人の新人を採用し、全員が退職せずに一線で働いています。
課題としては、チューター制度をより効果的に運用するための仕組みを作ることです。また、最近の人手不足による採用難により新人の採用が厳しく、根本的な課題を解決しなければなりません。
新人の採用に磨きをかけるため、来年度からは大卒の採用を強化します。
また、経済産業省による「健康経営優良法人認定制度」の認定を受け、社員の健康管理に取り組む優良企業として、社員のキャリア形成に配慮したワンランクアップの企業を目指します。
人事評価シート
人事評価基準書

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