人材育成事例055
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(信幸プロテック株式会社ウェブサイト) | |||||||||||||||
「会社の最大の財産は『人』である。我社の最高の商品も『人』である。」との考え方から経営資源を教育、研修に多く投資してきました。 また、自ら決定し、計画することが最大の動機づけであるとの考え方から毎年年度初めに経営指針発表会を実施し、会社員が今年度の自己啓発計画や今後10年のビジョンを作成、発表する場を設けています。 |
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<キャリア形成支援の導入に至った背景、時期> 1988年(平成元年) 社員同士の勉強会開始(不定期開催、後の早朝勉強会) 1996年(平成 8年) 岩手県中小企業家同友会入会、「共育(共育ち)」に気づく 1998年(平成10年) 第1回経営方針発表会(現在の経営指針発表会)開催 2005年(平成17年) 経営理念、方針、計画も全社員で勉強会をする。 資格試験、研修受講支援開始 2009年(平成21年) 専任担当者による研修・資格試験サポート開始 <支援の内容> ■ 資格試験、研修受講支援 1. 業務上で必要とする技術、技能、考え方の教育費 ・・・・全額会社負担(資格試験の場合は合格時に全額支給) 2. 所定労働時間外の自主勉強会、全く業務上に必要のない教養的なこと、プライベートで興味があるもの (将来、新たな業務などに生かせる可能性などを考慮し、会社助成割合を決めます) ・・・一部負担(0~50%) 3. 専任担当者による資格試験日程案内、受験スケジュール管理、申込補助 ■ 自己啓発、スキルアップに関する書籍購入支援 自己啓発、資格試験などに必要な書籍、DVDなどの購入 本人使用後は信幸プロテック文庫として共有 ■ 社員自主運営による早朝勉強会の実施 社員主導のスケジュールに基づき、平日朝7:20~早朝勉強会を実施(現在不定期開催) <支援に対する従業員の反応、満足度等> 費用負担については、受験料が高額なものも費用の心配なく受験することができるので好評のようです。 資格試験受験料について、以前は全て会社負担にしていましたが、数年前に「合格時に全額支給」に切り替えたところ、「落ちても次がある」の甘えがなくなり、試験対策の真剣度が増したようです。 また、専任担当者による試験案内、申込補助により、繁忙期でも忘れずに申し込みができ、申し込みの煩わしさも軽減して受験しやすくなったと好評です。 早朝勉強会については、今年度、震災と忙しさの影響でなかなか実施できていません。 そんな中、社員より再開を要望する声が上がり、今秋から再開することとなりました。 社員たちが自主的に計画を立て、実施するとの申し出に有り難さとともに共育の精神が定着してきたことを感じます。 <支援による効果、成果(業績との関係など)> 平成23年 岩手県「若手技能者の育成に積極的な企業20選」選定 社内にも率先して学ぶ気風が育ち、全員が高難度の資格を含め数多くの資格を取得・保持しています。 (別紙取得資格・資格者数参照) |
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・ 繁忙期における早朝勉強会、キャリアアップ計画支援、資格取得支援の継続 ・ メーカー技術研修、リーダー育成研修などへの積極参加 ・ 高難度の設計技術者と技能者の育成(新しい仕事づくり) ・ ベテラン社員と新人(新技術)のコラボレーションでの新規事業開発(きれい事をビジネスで永続) ・ 先進企業への短期/長期派遣研修による新事業開発を検討中(本人了解済) ・ 今後県内外の先進企業と交流・相談しながら新たなキャリア形成支援制度を模索していく |
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【会長奨励】 | |||||||||||||||
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