平成23年度「高校・中学新卒者の求人・求職・内定状況」取りまとめ

～高校生の就職内定率は41.5％と前年度より微増。被災３県は全て上昇～

　厚生労働省は18日、平成24年３月に高校や中学を卒業する生徒について、平成23年９月末現在の求人・求職・内定状況を取りまとめました。
対象は、学校や公共職業安定所からの職業紹介を希望した生徒です。

【高校新卒者】（第１表）
○ 就職内定率　　　41.5％で、前年同期比0.9ポイントの増。
○ 就職内定者数約７万２千人で、同2.1％の増。
○ 求人数　　　　　約16万人で、同5.9％の増。
○ 求職者数　　　　約17万４千人で、同0.1％の減。
○ 求人倍率　　　　0.92倍で、同0.05ポイントの増。
　　（被災３県の状況）
　　　　岩手県では就職内定率48.9％で、前年同期比5.5ポイントの増。
　　　　宮城県では就職内定率33.8％で、同 6.3ポイントの増。
　　　　福島県では就職内定率36.8％で、同3.8ポイントの増。

【中学新卒者】（第２表）
○ 求人数　　　　　645人で、前年同期比10.8％の減。
○ 求職者数　　　1,739人で、同23.9％の減。
○ 求人倍率　　　0.37倍で、同0.05ポイントの増。

（参　考）
　平成24年３月高校・中学新卒者の選考・内定開始期日は、文部科学省・厚生労働省により、次のように定められています。
・　高　校　平成23年９月16日以降
・　中学校　平成24年１月１日以降（積雪指定地域では、平成23年12月１日以降）

【参考：就職支援のための取組】
　新規学校卒業者の就職環境が引き続き厳しい状況となっている現状を踏まえ、昨年の「新成長戦略実現に向けた３段構えの経済対策」
（平成22年９月10日閣議決定）等で大幅に増員した学卒ジョブサポーター等を活用したきめ細かな就職支援を実施することとしています（別添１参照)。
また、今後、別紙１のとおり、各地で就職面接会を開催することとしています。
　さらに、被災地域の高校生への支援のために、厚生労働省・文部科学省・経済産業省（中小企業庁）の連携により「東北新卒者就職応援プラン」を実施します（別添２参照）。

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