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平成23年3月24日

健康局水道課

水道水質管理室 橋口、森谷、古林

(直通番号) 03(3595)2368

報道関係者各位


水道水中の放射性物質の検出について(第7報)

~茨城県~


 本日、茨城県等が実施した水道水の放射性物質の調査結果を入手し、これらの結果を踏まえ、新たに北茨城市、日立市、笠間市に対し、該当する水道の乳児による飲用を控えるよう広報を依頼しましたので、お知らせいたします。


1.茨城県等における調査

 3月23日から24日まで、茨城県が県内15箇所(別添1)、茨城県笠間市が市内4箇所(別添2)の水道水中の放射性物質に関する調査を実施した結果、以下のとおり「乳児用の指標値(放射性ヨウ素)」(参考4)を新たに超過しました。

市町村 試料採取日 浄水場 放射性ヨウ素(Bq/kg) 乳児用の指標値(Bq/kg)
北茨城市 3月23日 116.1 100
日立市 森山浄水場 150
十王浄水場 298
笠間市 涸沼川浄水場 170

※「飲食物摂取制限に関する指標値」(参考2)を超過する結果はありませんでした。

2.結果を受けた対応

 この調査結果を受け、厚生労働省は、本日、新たに北茨城市水道事業、日立市水道事業、笠間市水道事業に対し、該当する水道を利用する住民に、乳児による水道水の摂取(乳児用調製粉乳を水道水で溶かして乳児に与えること等)を控えるよう広報するよう要請しました。

 指標値を超える水道水を一時的に飲用しても健康影響が生じる可能性は極めて低く、代替飲用水が確保できない場合には飲用(乳児による水道水の摂取を含む)しても差し支えありません。また、手洗い、入浴等の生活用水としての利用は可能です。

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