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I.  委任

 科学運営委員会(SSC)は以下の要請を受けた。

 (1) 1999年7月22日・23日付けのヒツジの血統と遺伝子型分類に関するSSC意見書に示されたヒツジ組織感染性力価の表を最新の科学データに基づいて更新すること。

 (2) ウシに関する同様の表を既存のすべての科学的証拠に基づいて作成すること。

 (3) ウシ、ヒツジ、ヤギの骨格筋、舌及び関連の神経分布を含む頭部全体を特定危険部位(SRM)とみなすべきだとする1997年12月9日付けの特定危険部位一覧に関するSSC意見書採択以降、新しい証拠が得られたかを検討すること。

SSCはTSE/BSE特別部会に対し、上記要請に対する回答の基礎となる科学的報告書を作成することを求めた。この報告書を添え付ける。この報告書は、TSE/BSE特別部会が2001年12月13日の会合において最終的に承認したものである。

キーワード: ウシ海綿状脳症(BSE)、伝達性海綿状脳症(TSE)、特定危険部位(SRM)、ウシ、小型反芻動物、ヒツジ、ヤギ、頭部、舌、組織感染性


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