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3 「健康食品」の使用の実態


ビタミン・ミネラルの使用状況

錠剤、カプセル、顆粒、ドリンク状のビタミンやミネラルを飲んでいる者は、男性で17.0%女性で23.6%。

普段ビタミン・ミネラルをのむ者のうち、「ほぼ毎日」飲んでいる者は、男性65.3%女性67.4%

食事から必要な栄養素をとれていない」と自己評価している者は、「十分とれている」又は「大体とれている」と評価している者に比べ、ビタミン・ミネラルをのんでいる者が多く、男性で20.3%女性で29.7%であった。

資料:平成13年国民栄養調査結果(厚生労働省)
注:調査時期は平成13年11月


「健康食品」の摂取状況

  男性
 (%)
女性
 (%)

 (%)
摂取したことがある 38.7 42.3 41.6
摂取したことがない 61.3 57.7 58.4

資料 平成11年度厚生科学研究費補助金「いわゆる栄養補助食品等の流通実態と食品衛生に関する研究(主任研究者 田中平三)」
注1 都道府県等の10歳以上の住民13,500人(回収数11,808人)を対象に調査を実施。
注2 調査時期は平成12年2月から3月


「健康食品」の摂取理由

摂取理由 比率
疲労回復・精力増強 42.1
食事のバランスを補うため、あるいは栄養素補給 31.7
健康増進のため 25.7
美容のため(便秘防止を含む) 19.7
病気を予防したいから 19.3
体質改善のため 14.5
知人のすすめ 12.1
家族のすすめ 11.6
老化を防ぎたい 8.2
肥満解消 6.9
 
摂取理由 比率
病気(持病)があるから 5.3
若さを保ちたい 5.2
コレステロールを下げるあるいはコレステロールの上昇防止 4.7
専門家のすすめ 3.8
血圧を下げる、あるいは血圧の上昇防止 3.6
はやりものだから 2.1
血糖を下げる、あるいは血糖の上昇防止 1.2
やせすぎているから 1.1
その他 10.0

資料 平成11年度厚生科学研究費補助金「いわゆる栄養補助食品等の流通実態と食品衛生に関する研究(主任研究者 田中平三)」(上記の「健康食品」とはこの研究における「栄養補助食品・健康食品」である。)
注1 栄養補助食品・健康食品の摂取経験者のうちの、摂取者である4828名を対象(複数回答)
注2 調査時期は平成12年2月から3月


年齢階層別にみた「健康食品」の摂取理由(1)

食事のバランスを補うため、あるいは栄養素補給

食事のバランスを補うため、あるいは栄養素補給

資料 平成11年度厚生科学研究費補助金「いわゆる栄養補助食品等の流通実態と食品衛生に関する研究(主任研究者 田中平三)」(上記の「健康食品」とはこの研究における「栄養補助食品・健康食品」である。)
注1 栄養補助食品・健康食品の摂取経験者のうちの、摂取者である4828名を対象(複数回答)
注2 調査時期は平成12年2月から3月


年齢階層別にみた「健康食品」の摂取理由(2)

美容のため(便秘防止を含む)

美容のため(便秘防止を含む)

資料 平成11年度厚生科学研究費補助金「いわゆる栄養補助食品等の流通実態と食品衛生に関する研究(主任研究者 田中平三)」(上記の「健康食品」とはこの研究における「栄養補助食品・健康食品」である。)
注1 栄養補助食品・健康食品の摂取経験者のうちの、摂取者である4828名を対象(複数回答)
注2 調査時期は平成12年2月から3月


年齢階層別にみた「健康食品」の摂取理由(3)

病気を予防したいから

病気を予防したいから

資料 平成11年度厚生科学研究費補助金「いわゆる栄養補助食品等の流通実態と食品衛生に関する研究(主任研究者 田中平三)」(上記の「健康食品」とはこの研究における「栄養補助食品・健康食品」である。)
注1 栄養補助食品・健康食品の摂取経験者のうちの、摂取者である4828名を対象(複数回答)
注2 調査時期は平成12年2月から3月


年齢階層別にみた「健康食品」の摂取理由(4)

病気(持病)があるから

病気(持病)があるから

資料 平成11年度厚生科学研究費補助金「いわゆる栄養補助食品等の流通実態と食品衛生に関する研究(主任研究者 田中平三)」(上記の「健康食品」とはこの研究における「栄養補助食品・健康食品」である。)
注1 栄養補助食品・健康食品の摂取経験者のうちの、摂取者である4828名を対象(複数回答)
注2 調査時期は平成12年2月から3月


一ヶ月当たりの「健康食品」に費やす費用の分布


一ヶ月当たりの「健康食品」に費やす費用の分布

資料 平成11年度厚生科学研究費補助金「いわゆる栄養補助食品等の流通実態と食品衛生に関する研究(主任研究者 田中平三)」 (上記の「健康食品」とはこの研究における「栄養補助食品・健康食品」である。)
注1 栄養補助食品・健康食品の摂取経験のある者のうちの百分率
注2 調査時期は平成12年2月から3月


「健康食品」の支出額の推移


「健康食品」の支出額の推移

資料: 家計調査年報
なお、平成13年の1世帯当たりの消費支出は273,183円であり、うち食料品に対する支出は63,262円、健康保持摂取品に対する支出額は836円である。
(注)  ここでいう「健康食品」は、家計調査年報上で「健康保持用摂取品」とされており、「栄養成分の補給など保健、健康増進のために用いる食品であって、錠剤、カプセル、顆粒状、粉末状、粒状、液(エキス)状など、通常の医薬品に類似する形態をとるもの。」という定義を用いている。


栄養や食事に関する情報源


栄養や食事に関する情報源

資料:平成12年国民栄養調査結果(厚生労働省)
注:調査時期は平成12年11月


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