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瀬戸内消防署多数傷病者対応訓練に参加して


1年生(41期生) 宗 金太郎


 10月10日に集団災害訓練に参加しました。訓練を通して被災者の気持ちや、救助者のすごさを実感しました。私は、観光バスの2番目に乗っていて右頭部打撲となった傷病者役を演じました。事故直後の一次トリアージでは意識レベルⅡ−10で黄色タッグでしたが、徐々に状態が悪くなっていきⅢ—200の状態になりました。救助者は異変に気づき、すぐに対応して下さいました。

 傷病者役を行ってみて、死ぬか生きるかの状況で自分より先に違う人たちが次々と助けられていく姿をみて、実際に災害が起きたときは自分を助けてくれない怒りや死への恐怖を感じると思いました。救助者は、困っている傷病者に声かけを行い落ち着かせていました。

 災害であせるとは思いますが、周囲に目をむけ冷静にトリアージタッグをつけていました。私は、救助者の動きをみて「知識」「周囲を見る力」「判断力」に自分との違いを感じました。私は、今後この力を身につけるためにこれから学びを深めたいと思いました。11月からの基礎看護学実習では、患者様の疾患や薬について学びを深め,全身の観察を行っていきたいと思す。そして、患者様の変化にすぐに気づける看護師になりたいと思いました。今後、災害が起こったら看護学生としてできることを行っていきたいと思います。






・私は事故の経験がなく、災害時の救助、活動を教科書やメディアでしか知らなかったが、緊張感のある訓練で救出・救命について、災害看護について勉強になり貴重な体験となった
・動きも本当に事故があったかのようで、今後自分がどう動いていいか分かった。
・自分に知識が必要、周囲を見ることの大切さを実感した。
・トリアージを実際に初めて行うことで、緊急性を伴う方、そうでない方の優先順位を確認することができ、大いに学ぶことができた。
・実際にトリアージして、状態を観察していくのを見ることができてよかった。何度も症状の変化がないか確認してまわり、息つく間もなく搬送が行われていた。瞬時に判断して行動しなければならない現場での対応は大変だと感じた。
・初めて災害訓練に傷病者役として参加し、あらためて災害時の救助活動が大変だと感じることができた。
・多数の患者がいる中でいかに早く判断をし、トリアージするかが重要で、そこで必要となる看護や不安を最小限にする関わり方をどのように行えばいいのかなど実際に救急隊や消防士の方の姿を見て学ぶことができた。
・職場で傷病者対応訓練をしたことはあるが、今回のように警察・消防合同の大規模訓練は初めてだった。自分が今までトリアージする側であったのをトリアージされる側になり、事故で何もわからない状態で不安な気持ちが大きいことを体験することができた。今後、災害などがあった時にはこの経験を生かしていきたい。
・今回初めて災害訓練に参加したが、実際におこっているかのようなリアリティ感があり、とても良い機会となった。災害時にどのように行動すればよいかなど学ぶことが多くあった。
・実際に災害が起きた時、自分はどう行動するべきか、もし、傷病者ならどうなってしまうのか考える良い機会となった。
・実際に傷病者役を演じることで救助されるまでの気持ちなどを知ることができたので、看護師として声掛けなどをすることで少しでも安心することができるようにしていきたい。
・実際に災害が起きた時の傷病者が待たされる気持ちや不安など感じることができた。
・トリアージについて実際に体験することができた。実際、優先順位が低いと対応してもらうのに時間がかかることに気づいた。まるで病院の待合室と同じような状態、災害の規模が大きくなる程、このような事態も悪化するのだと感じることができた。
・訓練では自身の傷病者役が今一つかめなく、どこが救護室なのかなども分からなくて戸惑いました。