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2014年世界保健デーのテーマは「節足動物が媒介する感染症」です。

平成26年4月2日
大臣官房国際課

1. 世界保健デーとは

 世界保健デーは、世界保健機関 (World Health Organization: WHO) が設立された1948年(昭和23年)4月7日を記念して設けられたものです。
 「世界保健デー」には、毎年、WHOによって国際保健医療に関するテーマが選ばれます。この日を中心に、世界各国でその年のテーマに沿った様々なイベントが開催されます。

2. 2014年世界保健デーについて

 2014年の世界保健デー(4月7日)のテーマは「節足動物が媒介する感染症」です。蚊やマダニなどの節足動物によって媒介される感染症には、マラリアや黄熱、クリミア・コンゴ出血熱など様々なものがあり、世界では、毎年100万人以上の方がこれらの感染症によって亡くなっているとされています。本年は、「節足動物が媒介する感染症から身を守ろう」をスローガンとし、以下の目的達成に向けてキャンペーンが展開されます。

  • 流行地域に住む人々が適切な予防手段についての知識を持つ。
  • 流行地域への旅行者が適切な予防手段についての知識を持つ。
  • これら感染症が公衆衛生上の問題となっている国々において、保健当局がより適切な予防手段を講じる。
  • これら感染症が新たな脅威になりつつある国々においては、保健当局が自国又は周辺国の環境当局やその他の関連当局と連携し、感染症を媒介する節足動物の調査を行い、その拡散を防ぐ為の措置をとる。

3. 国内における「節足動物が媒介する感染症」について

 日本国内においても、マダニ類によって媒介される日本紅斑熱や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、つつが虫病など、複数の感染症が発生しています。また、蚊によって媒介される日本脳炎なども、数例ですが毎年報告があります。この機会に、これら「節足動物が媒介する感染症」から身を守る方法について知りましょう。

世界保健デーや上記のキャンペーン等に関する詳細な情報は、WHOウェブサイトをご覧下さい。

節足動物が媒介する感染症も含め、動物由来感染症に関する情報は、こちらをご覧下さい。

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