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独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の役員の報酬等及び職員の給与水準の公表について(平成18年6月)

独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の役職員の報酬・給与等について

I 役員報酬等について

1 役員報酬についての基本方針に関する事項

(1) 平成17年度における役員報酬についての業績反映のさせ方

期末特別手当において、厚生労働省独立行政法人評価委員会が行う業績評価の結果を参考にして10%の範囲で増減することを可能としているが、平成16年度の業績評価結果が標準的なものであったため、増減措置は講じていない。
なお、退職手当については、手当額算出の際に厚生労働省独立行政法人評価委員会が0.0から2.0の範囲内で業績に応じて決定する業績勘案率を乗じることで業績を反映させることとしている。平成17年度に退職手当を支給した1名の役員については、厚生労働省独立行政法人評価委員会の決定に基づき、業績勘案率を1.0として退職手当額を決定した。

(2) 役員報酬水準の改定内容

理事長 増減額△5,000円、改定率△0.49%(注1)
特別調整手当の引き下げ(100分の12→100分の11)(注2)
理事長代理 増減額△4,000円、改定率△0.43%(注1)
特別調整手当の引き下げ(100分の12→100分の11)(注2)
理事 増減額△4,000円、改定率△0.47%(注1)
特別調整手当の引き下げ(100分の12→100分の11)(注2)
監事 増減額△4,000円、改定率△0.52% (注1)
特別調整手当の引き下げ(100分の12→100分の11)(注2)
監事(非常勤) 改定なし
  1. (注1)平成17年12月1日改正、平成17年12月1日適用
  2. (注2)東京特別区勤務の常勤役員について、平成17年3月1日改正、平成17年4月1日適用。
    支給割合が100分の6になるまで毎年100分の1ずつ支給割合を減少。

2 役員の報酬等の支給状況

役名 平成17年度年間報酬等の総額 就任・退任の状況
  報酬(給与) 賞与 その他(内容) 就任 退任
理事長
(1人)
千円 千円 千円 千円  
19,162 12,220 5,349 1,344 (特別調整手当)
249 (通勤手当)
理事長代理
(1人)
千円 千円 千円 千円  
17,502 11,228 4,916 1,235 (特別調整手当)
123 (通勤手当)
理事
(4人)
千円 千円 千円 千円  
63,442 40,400 17,640 4,302 (特別調整手当)
1,100 (通勤手当)
監事
(1人)
千円 千円 千円 千円   10月1日1名 9月30日1名
12,868 9,140 2,555 1,005 (特別調整手当)
168 (通勤手当)
監事
(非常勤)
(1人)
千円 千円 千円 千円
2,904 2,904 0 0
  1. (注1)「特別調整手当」とは、民間における賃金、物価及び生計費が特に高い地域に在勤する役員に支給されているものであること。
  2. (注2)単位未満切り捨てとしたこと。

3 役員の退職手当の支給状況(平成17年度中に退職手当を支給された退職者の状況)

区分 支給額(総額) 法人での在職期間 退職年月日 業績勘案率 摘要
理事長 千円     該当者なし
     
理事長代理 千円     該当者なし
     
理事 千円     該当者なし
     
監事 千円 平成17年9月30日 1.0 業績勘案率は、厚生労働省独立行政法人評価委員会の決定に基づき1.0とした。
2,643 2 0
監事
(非常勤)
千円     該当者なし
     
  1. (注1)独立行政法人役員としての在職期間、支給額等を記載していること。
  2. (注2)単位未満切り捨てとしたこと。

II 職員給与について

1 職員給与についての基本方針に関する事項

(1) 人件費管理の基本方針

組織・業務の効率化等を進めつつ、人員削減及び給与水準の見直しを行い、平成19年度までに平成14年度比で人件費(精神障害者の雇用の段階に応じた体系的支援プログラムに係る人件費を除く)の13%削減を行う。また、行革推進法、「行政改革の重要方針」(平成17年12月24日閣議決定)を踏まえ、平成17年度を基準として平成18年度以降5年間で5%以上の人件費の削減を行う。

(2) 職員給与決定の基本方針

ア 給与水準の決定に際しての考慮事項とその考え方

国家公務員の給与制度を参考にして、当機構固有の課題、状況等を踏まえつつ、社会一般の情勢に適合するよう決定する。

イ 職員の発揮した能率又は職員の勤務成績の給与への反映方法についての考え方

管理職を通じてヒアリングを実施し昇給・昇格により反映させるとともに、勤務成績等については勤勉手当において反映させる。

〔能率、勤務成績が反映される給与の内容〕
給与種目 制度の内容
賞与:勤勉手当(査定分) 勤勉手当は基準日前の一定期間の勤務成績により手当額に反映する。
ウ 平成17年度における給与制度の主な改正点
  • 調整手当支給割合の引き下げ(100分の9及び100分の7の支給割合を100分の1引下げ、今後、100分の3になるまで毎年100分の1ずつ支給割合を減少)(平成17年4月1日適用)
  • 異動保障制度の廃止(経過措置:制度改正時に当該制度を適用されていた者については、適用期間終了までの間、異動保障による調整手当を支給)(平成17年4月1日適用)
  • 準特地勤務手当の廃止(経過措置:平成19年度まで段階的に支給割合を引き下げ、平成19年度末をもって完全廃止)を実施(平成17年4月1日適用)
  • 賃金の平均0.36%の引き下げをし、俸給表を改定及び、年間給与の官民較差の減額調整を一時金にて実施。(平成17年12月1日適用)
  • 配偶者にかかる扶養手当の月額を、月額13,500円から13,000円に引き下げを実施。(平成17年12月1日適用)

2 職員給与の支給状況

  1. (注1)対象となる職員は、平成18年4月1日現在で在職している職員のうち、次に掲げる者を除いたものであること。
    • 平成17年度の給与支給額がない者
    • 欠勤、病気休職等で平成17年4月以降の給与を減額された者
    • 平成17年度の途中で採用された者
    • 平成17年度に採用された者で、在職期間が不足するために夏季賞与が減額される者
    • 平成17年度中に異なる職種による給与を支給された期間がある者
  2. (注2)「年間給与額」は平成17年度に支給された給与から時間外手当を控除したものであること。
  3. (注3)「所定内給与」は「年間給与額」から賞与を控除したものであること。

(1) 職種別支給状況

区分 人員 平均年齢 平成17年度の年間給与額(平均)
総額 うち所定内 うち賞与
  うち通勤手当
常勤職員 千円 千円 千円 千円
548 39.7 7,182 5,203 150 1,979
  事務・技術 千円 千円 千円 千円
215 40.7 7,488 5,406 177 2,082
研究職種 千円 千円 千円 千円
23 48.6 9,172 6,616 157 2,556
医療職種
(医師)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
医療職種
(看護師)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
教育職種
(高等専門学校教員)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
職業訓練職 千円 千円 千円 千円
33 44.4 8,161 5,984 78 2,177
障害者職業カウンセラー職 千円 千円 千円 千円
277 37.7 6,663 4,835 136 1,828
 
在外職員 千円 千円 千円 千円
該当者なし          
 
任期付職員 千円 千円 千円 千円
該当者なし          
  事務・技術 千円 千円 千円 千円
該当者なし          
研究職種 千円 千円 千円 千円
該当者なし          
医療職種
(医師)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
医療職種
(看護師)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
教育職種
(高等専門学校教員)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
 
再任用職員 千円 千円 千円 千円
該当者なし          
  事務・技術 千円 千円 千円 千円
該当者なし          
研究職種 千円 千円 千円 千円
該当者なし          
医療職種
(医師)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
医療職種
(看護師)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
教育職種
(高等専門学校教員)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
 
非常勤職員 千円 千円 千円 千円
262 46.0 2,941 2,801 22 140
  事務・技術 千円 千円 千円 千円
該当者なし          
研究職種 千円 千円 千円 千円
該当者なし          
医療職種
(医師)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
医療職種
(看護師)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
教育職種
(高等専門学校教員)
千円 千円 千円 千円
該当者なし          
嘱託職員
(賞与有り)
千円 千円 千円 千円
35 50.6 3,965 2,919 167 1,046
嘱託職員
(賞与なし)
千円 千円 千円 千円
227 45.2 2,783 2,783 0 0
  • (注)嘱託職員は、業務内容により勤務条件が異なるので、常勤職員との比較上の均衡を図るため月20日勤務程度のものを対象として上表に記載したこと。
    なお、「嘱託職員(賞与有り)」は常勤職員と労働時間が同じもの、「嘱託職員(賞与なし)」はそれ以外のものであること。

(2) 年間給与の分布状況(事務・技術職員/研究職員)〔在外職員、任期付職員及び再任用職員を除く。以下、(5)まで同じ。〕

【事務・技術職員】
年間給与の分布状況(事務・技術職員)
年間給与の分布状況(事務・技術職員)のグラフ 年間給与の分布状況(事務・技術職員)のグラフ 注釈
  1. (注1)(1)の年間給与額から通勤手当を除いた状況である、以下、(5)まで同じ。
(事務・技術職員)
分布状況を示すグループ 人員 平均年齢 四分位 平均 四分位
第1分位 第3分位
  千円 千円 千円
代表的職位          
・部長相当 14 54.3 11,323 11,921 12,594
・課長相当 25 52.1 10,588 10,878 11,342
 うち本部課長 21 52.0 10,588 10,879 11,315
・課長補佐相当 17 49.1 8,340 9,132 9,655
・係長相当 104 40.8 6,078 6,943 7,643
・係員相当 55 29.4 4,116 4,649 5,077
 うち本部係員 49 29.2 4,146 4,630 4,985
  1. (注1)「四分位」とは、ばらつきの度合を示す指標のひとつ。この表における「第1分位」とは年齢別の年間給与額を小さい順に並べたときの小さい方から25%目の額、「第3分位」とは小さいほうから75%目の額とする。
【研究職員】
年間給与の分布状況(研究職員)
年間給与の分布状況(研究職員)のグラフ 年間給与の分布状況(事務・技術職員)のグラフ 注釈
  1. (注1)年齢32〜35歳、36〜39歳、及び44〜47歳の該当者は2人以下であるため、当該個人に関する情報が特定される恐れのあることから、平均給与額については記載していないこと。また、年齢区分の人員が4人以下である場合は四分位の値が求められないため、第1四分位及び第3四分位は表記していないこと。
(研究職員)
分布状況を示すグループ 人員 平均年齢 四分位 平均 四分位
第1分位 第3分位
  千円 千円 千円
代表的職位          
・統括研究員 3 55.8 11,687
・主任研究員 8 54.4 9,412 10,353 10,533
・研究員 12 42.9 6,623 7,455 7,935
  1. (注1)統括研究員は、人員が3人であり、人員が4人以下である場合は四分位の値が求められないため、第1四分位及び第3四分位は表記していないこと。

(3) 職級別在職状況等(平成18年4月1日現在)(事務・技術職員/研究職員)

【事務・技術職員】
区分 7等級 6等級 5等級 4等級 3等級 特3等級 2等級 1等級
標準的な職位   係員 係員 係員 係長 係長 課長補佐 課長 部長
次長
人員(割合)
215 該当者なし 13 26 63 57 17 25 14
  (%) (6.0%) (12.1%) (29.3%) (26.5%) (7.9%) (11.6%) (6.5%)
年齢
(最高〜最低)
 
28

25
31

26
45

29
59

34
58

44
58

41
59

44
所定内給与年額
(最高〜最低)
  千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円
3,332

2,563
3,914

2,963
5,589

3,418
6,839

4,304
7,172

5,645
8,818

6,201
9,479

7,013
年間給与額
(最高〜最低)
  千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円
4,499

3,541
5,285

4,086
7,561

4,719
9,636

6,077
10,056

7,995
12,066

8,710
13,179

9,949
【研究職員】
区分 5等級 4等級 3等級 2等級 1等級
標準的な職位   研究員 研究員 主任研究員 統括研究員 研究主幹
人員(割合)
23 該当者なし 12 8 3 該当者なし
  (%) (52.2%) (34.8%) (13.0%) (%)
年齢
(最高〜最低)
 
55

32
59

50
59

52
所定内給与年額
(最高〜最低)
  千円 千円 千円 千円 千円
6,295

4,424
8,154

6,662
8,465

8,108
年間給与額
(最高〜最低)
  千円 千円 千円 千円 千円
8,585

6,054
11,343

9,364
11,994

11,482
  1. (注1)人員欄の割合について、各級毎の割合はそれぞれ小数点第2位を四捨五入して表示しているため、総和が100とならない場合がある。

(4) 賞与(平成17年度)における査定部分の比率(事務・技術職員/研究職員)

【事務・技術職員】
区分 夏季(6月) 冬季(12月)
管理職員 一律支給分(期末相当)
62.4 64.5 63.5
査定支給分(勤勉相当)
(平均)
37.6 35.5 36.5
  (最高〜最低)
43.5〜34.1 41.0〜32.3 42.2〜33.2
一般職員 一律支給分(期末相当)
66.5 69.0 67.8
査定支給分(勤勉相当)
(平均)
33.5 31.0 32.2
  (最高〜最低)
33.7〜33.0 31.1〜31.0 32.3〜31.9
【研究職員】
区分 夏季(6月) 冬季(12月)
管理職員 一律支給分(期末相当)
63.0 65.1 64.1
査定支給分(勤勉相当)
(平均)
37.0 34.9 35.9
  (最高〜最低)
43.5〜34.1 41.0〜30.9 42.2〜32.5
一般職員 一律支給分(期末相当)
66.4 69.7 68.1
査定支給分(勤勉相当)
(平均)
33.6 30.3 31.9
  (最高〜最低)
33.6〜33.5 31.1〜20.8 32.3〜27.3

(5) 職員と国家公務員及び他の独立行政法人との給与水準(年額)の比較指標(事務・技術職員/研究職員)

【事務・技術職員】
対国家公務員(行政職(一)) 117.6
対他法人 108.9
【研究職員】
対国家公務員(研究職) 91.9
対他法人 89.5
  • 注:当法人の年齢別人員構成をウエイトに用い、当法人の給与を国の給与水準(「対他法人」においては、すべての独立行政法人を一つの法人とみなした場合の給与水準)に置き換えた場合の給与水準を100として、法人が現に支給している給与費から算出される指数をいい、人事院において算出したもの。
給与水準の比較指標について参考となる事項

事務・技術職員について、国家公務員との給与水準の比較指標が117.6(前年度120.3)となった。

その理由として、

  1. (1)給与水準の比較にあたり、国家公務員は全国の職員が対象となるのに対し、機構の事務職員大半が東京を中心とした勤務となっているため、給与制度上、調整手当が高く支給される者の割合が高いこと。
  2. (2)国家公務員の給与決定上の学歴を見ると大卒は41%(参考「平成17年国家公務員給与等実態調査の結果 第7表 適用俸給表別,経験年数階層別,給与決定上の学歴別人員及び平均俸給額」行政職俸給表(一))であるのに対し、機構の事務職員の90%が大卒以上であり、学歴による格差が生じている可能性があること。

が考えられ、在職地域・学歴を勘案した国家公務員との給与水準の比較指標は、108.0(前年度111.0)であった。

  1. (3)また、職員給与は、これまで人材確保等の観点から、類似の非特定独立行政法人(旧特殊法人)等の給与水準を勘案して定めてきたものであり、結果として比較指標の高さに影響していると考えている。

なお、給与水準の是正に関連して給与制度の見直しに取り組んでいるところである。

III 総人件費について

区分 当年度
(平成17年度)
前年度
(平成16年度)
比較増△減 中期目標期間開始時
(平成15年度)からの増△減
給与、報酬等支給総額(A) 千円 千円 千円 (%) 千円 (%)
5,285,498 5,387,647 △102,149 (△1.9) △251,882 (△4.5)
退職手当支給総額(B) 千円 千円 千円 (%) 千円 (%)
180,833 227,061 △46,228 (△20.4) △104,331 (△36.6)
非常勤役職員等給与(C) 千円 千円 千円 (%) 千円 (%)
1,723,904 1,589,643 134,261 (8.4) 193,884 (12.7)
福利厚生費(D) 千円 千円 千円 (%) 千円 (%)
1,309,978 1,338,599 △28,621 (△2.1) △86,145 (△6.2)
最広義人件費(A+B+C+D) 千円 千円 千円 (%) 千円 (%)
8,500,213 8,542,950 △42,737 (△0.5) △248,474 (△2.8)
  1. (注1)金額については、単位未満切り捨て、増減率については小数点第2位で四捨五入としたこと。
  2. (注2)中期目標開始時からの増減を算定するための、中期目標開始年度の数値は、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の実績(平成15年10月〜平成16年3月)と日本障害者雇用促進協会及び独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が事業を引き継いだ財団法人高年齢者雇用開発協会に係る実績(平成15年4月〜9月)の合計額であること。

総人件費について参考となる事項

給与、報酬等支給総額については、対前年比1.9%の削減となった。また、最広義人件費は対前年比0.5%の削減となった。

この主な要因として、

  • 第1に平成17年度下半期からの新規事業である精神障害者の雇用の段階に応じた体系的支援プログラムの実施に必要な体制整備を図る一方で、他の部門における人員の合理化等に努めたこと。
  • 第2に平成17年度における賃金の平均0.36%引き下げ、調整手当の引き下げ、準特地勤務手当の廃止、扶養手当の引き下げ等、給与規程の見直しにより支給額が少なくなったこと。
  • 第3に退職手当について、平成17年度に退職時の特別昇給制度を廃止したこと、平成17年度は勤務年数の長い職員の退職者が少なかったことにより、退職手当の支給額が少なくなったこと。
  • 第4に福利厚生費について、職員宿舎に係る修繕費及び職員用の借上宿舎の賃貸料が減少したこと。

等が挙げられる。

なお、非常勤役職員等給与が平成16年度に比して増加しているが、これは、精神障害者の雇用の段階に応じた体系的支援プログラムの実施にかかる非常勤嘱託(精神障害者の雇用支援に係るジョブコーチ)の新規雇用増によるものである。

人件費削減の取組の状況については、中期目標及び中期計画において、人件費について、中期目標の期間の最後の事業年度において、この経費(精神障害者の雇用の段階に応じた体系的支援プログラムに係る経費を除く。)の平成14年度と比べて13%程度に相当する額と、精神障害者の雇用の段階に応じた体系的支援プログラムに係る経費の事業開始後1年間(平成17年度下半期及び平成18年度上半期)と比べて4%程度に相当する額の合計額を節減することとしている。また、行革推進法、「行政改革の重要方針」(平成17年12月24日閣議決定)を踏まえ、平成18年度以降の5年間において、平成17年度(精神障害者の雇用の段階に応じた体系的支援プログラムに係る人件費については事業開始後1年間)を基準として5%以上の額の節減(退職手当及び福利厚生費(法定福利費及び法定外福利費)並びに人事院勧告を踏まえた給与改定部分を除く。)を行うこととし、これを実現するため、現中期目標計画期間の最終年度までの間において、平成17年度を基準として1%以上の額(精神障害者の雇用の段階に応じた体系的支援プログラムに係る経費を除く。)と精神障害者の雇用の段階に応じた体系的支援プログラムに係る人件費の事業開始後1年間と比べて1%以上の額を合計した額を節減することとしている。併せて、国家公務員の給与構造改革を踏まえ、地域別給与水準の見直し、年功カーブの見直し等を実施することとしている。

平成18年度以降の人件費削減の進捗状況については、平成17年度(精神障害者の雇用の段階に応じた体系的支援プログラムに係る人件費については事業開始(平成17年10月)後1年間)を基準年度と定めている。(平成17年度給与、報酬等支給総額:5,285,498千円(精神障害者の雇用の段階に応じた体系的支援プログラム分については、下半期分のみ計上。))

V 法人が必要と認める事項

特になし

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