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羽野 嘉朗(はの よしろう)

 

羽野 嘉朗(はの よしろう)

社会・援護局保護課  課長補佐
 (I種法律職)
< Profile >
平成16年入省。
その後、医政局総務課、大臣官房総務課(併)人事課、労働基準局勤労者生活部企画課(当時の名称)、職業安定局雇用保険課などを経て、現職。

私の両立支援制度の利用のしかた

 娘が生まれた平成21年7月から、2ヶ月間育児休業を取得しました。育休中は、授乳以外の家事全てを担当しました。

 復帰後は、妻が専業主婦として育児に専念し、自分は通常の勤務形態で働いています。

両立の大変さと喜び

 復帰後は、仕事が忙しく、平日の子育ては残念ながら妻任せです。ただ、育休時の経験から、子育てが尊いものであり、そして仕事よりずっと大変なことだけは胸に刻み込まれており、妻への感謝の気持ちを忘れずに済んでいます。

 夫婦でお互いの役割を尊重し、家族を常に想うことができていれば、それは「家族として両立している」ということなのかな、とも思っています。

両立にあたって心がけていること

 妻に感謝していると言っても、要所々々で行動に移すことは必須です。そのため、娘の誕生日など記念日には必ず、休むか早く帰るようにしています。これはやればできます。

 自分が休みたいときに休めるようにするためにも、部下など周囲には、日々休める時は休むように言っています。休めるかどうかは、仕事量の問題というよりも、休みを取りやすい雰囲気があるかどうかにかかっています。「なぜ休むの?」ではなく、「なぜ休まないの?」と聞くだけでも全然違ってきます。

受験生の皆さんへのメッセージ

 私が育休を取ろうと思ったのは、ワークライフバランスを担当していた頃に、経済団体の人と議論していた際、「働き方を変えろと言う厚労省自身も、働き方を変えていくべきではないか」と言われたことがきっかけでした。

 正直に言って、「厚生労働省で理想的な仕事と家庭の両立ができているか?」と聞かれると、日本の多くの会社と同様、答えはまだNOだと思います。ただ、厚生労働省で仕事をしていてオトクなことは、プライベートの悩みそのものが政策の「現場」だということです。

 今の部署の自分の部下(男性)も、もうすぐ育休を取ります。自分自身も、周囲も、日本も、全部ハッピーにしてやろうという欲張りな人に、厚生労働省はぜひオススメです!

 

育休中のある1日のスケジュール

 
7:00 起床、朝食の準備、おむつ替え
写真
7:30 朝食
8:30 朝食の片付け
9:00 沐浴
9:30 洗濯、掃除
11:00 一服
−アイスコーヒーを飲みながら、昼と夜の献立を考える。貴重な一休み!
11:30 昼食の準備
−母乳で育てていたので食事は重要。野菜を中心に、添加物を殆ど使わない食事を作る。
12:00 昼食
写真
13:00 昼食の片付け
14:00 近所のスーパーへ買い出し
15:00 実家の両親とスカイプ
15:30 昼寝
−娘と一緒に自分も一眠り。
16:00 洗濯物の取り込み、片付け
写真
17:00 夕食の準備
18:00 夕食
19:00 夕食の片付け、お風呂の準備
20:00 お風呂
21:00 翌日の朝ご飯の準備
22:00 一日の写真の整理、日記付け
23:00 自由時間
24:00 就寝

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