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安里 賀奈子(あさと かなこ)
大臣官房人事課 課長補佐 (I種法律職) |
< Profile > 平成12年入省。 その後、雇用均等・児童家庭局保育課、大臣官房総務課、職業能力開発局総務課、健康局総務課がん対策推進室、同局結核感染症課、政策統括官付政策評価官室などを経て、現職。 |
私の両立支援制度の利用のしかた
育児休業を2度取得しました。長男は1歳2ヶ月になるまで、長女は9ヶ月になるまで取得。取得期間が違うのは保育施設の確保との関係です。年度後半になると保育施設が埋まってしまうため、長女の時は少し早めに復帰しました。
長女がまだ小さいことを考慮して、今回の復帰では早出勤務制度を利用させてもらっており、30分始業時刻を早めてその分早く帰っています。なお、長男の時は、勤務時間の変更はしませんでしたが、基本的に残業はせず早く帰宅していました。
両立の大変さと喜び
育児休業中の、生まれたての赤ちゃんを中心に生活できる日々は、人生最良の時と思えるほど幸せな時間でした。この幸福感は消えることなく、仕事を再開してからも、日々、子供の笑顔を見、子供を抱き上げるたびに幸せパワーが補充されていきます。
両立生活は、好きな仕事も続けられ、子供の成長も実感できる、ある意味いいとこ取りの生活です。好きで入った職場なので、勤務時間に制約が生じることのもどかしさはありますし、時間に追われ楽ではありませんが、大丈夫、子供が与えてくれる幸せパワーで乗り切れます!
両立にあたって心がけていること
子育て中は、勤務時間の制約から、周囲の方にカバーしていただくことが多くなりますが、感謝の気持ちと、制約があるからこそ生産性を上げるぞという気合いを忘れずに働いています。スケジュール管理やチーム内の情報共有・作業分担のスキルは、両立の経験を経て向上したと感じています。
また、私が受けている/受けてきた配慮や気遣いを周囲に還元していこう、私もできるところでは支え手に回ろうという気持ちで働いています。
受験生の皆さんへのメッセージ
私が入省してしばらくは、子供のいる女性の先輩が身近にいなかったのですが、今はその数も増えました。出産後の働き方のバリエーションも様々で、保育サービスや親族の協力を確保して他の職員と同じように働く方も、勤務時間を短縮する人もいます。どういう人生を送りたいのか希望に沿った働き方が選択できるようになりつつあります。これは皆で切り開いてきた道でもあります。
厚生労働省で働きたいけれど両立が不安というあなた、どうぞ厚生労働省の門を叩いて下さい。そして、あなた自身が道を切り開く側に加わって下さい。お待ちしています。
早出勤務中のある1日のスケジュール
5:30 | 起床、家事・朝食準備 |
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6:30 | 子ども達が起床、朝食 |
7:15 | 子ども達の着替え |
7:30 | 夫と長男が自宅を出発
−長男は、夫が保育園へ預けます。
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7:45 | 長女を夫の両親に預け、自宅を出発
−長女は、夫の両親が保育園へ預けます。
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9:00 | 登庁
−30分の早出勤務制度を利用しているので、出勤時刻と退庁時刻が通常より30分早くなっています。
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9:15 | メールチェック |
10:00 | 打ち合わせ
−官庁訪問に向けて採用チームで議論。
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12:00 | 昼食
−仲の良い同期と銀座へ!
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13:00 | 原稿執筆
−採用パンフレットの原稿を作成。
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14:00 | 写真撮影
−採用パンフ用の写真を撮影。ここ数年は、広報改革の一環でプロカメラマンが省内にいます。
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15:00 | 資料作成
−省内のさらなる業務効率化のための方策を検討。
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16:00 | 打ち合わせ
−作成した資料について、省内の関係者と議論。
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17:00 | 資料作成
−打ち合わせを踏まえてブラッシュアップ。
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17:45 | 退庁 |
19:00 | 帰宅、夫の両親宅へ子ども達を迎えに行く |
19:30 | 夕食、片付け |
20:30 | 子ども達とお風呂、歯磨き
−子ども達の入浴は、夫の帰りが早ければ夫がします。
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21:00 | 寝かしつけ
−寝る前に、ベッドで絵本をいくつか読んであげます。
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22:00 | 洗濯機のセット、明日の登園準備 |
22:30 | 就寝 |
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