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広報誌「厚生労働」

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「赤い羽根共同募金運動」助け合いの地域社会づくりをめざして―地域福祉と災害支援、共同募金会の多様な役割―

 赤い羽根共同募金運動は、1947年に「国民たすけあい共同募金運動」として始まり、本年で72回目を迎えます(全国一斉に10月1日〜翌年3月31日まで実施)。戦後、民間社会福祉の復興から始まったこの運動は、それぞれの時代における福祉課題の解決のために役立てられ、現在では「じぶんの町を良くするしくみ。」として、地域の福祉活動に幅広く活用されています。
 特に近年、身近な地域で支え、支えられる地域コミュニティーづくりを育成する「地域共生社会」の実現に向けて、地域福祉を巡る制度や施策が変化しており、地域住民が主体となって行う福祉活動の推進や、そうした活動を支える総合相談・生活支援体制の整備が進められています。
 こうしたなかで共同募金会は、住民参加による地域福祉活動を推進するため、その中核的な役割を担う社会福祉協議会など関係機関と連携。共同募金が地域の福祉課題や生活課題の解決に向けた地域福祉活動の民間財源として、よりいっそう活用されるよう運動を推進してまいります。



7月豪雨災害のボランティアへも支援

 7月豪雨災害では、西日本を中心として甚大な被害が発生しており、被災された方々の生活の復旧・復興のためのボランティア活動が被災地では続けられています。こうした災害に対して、共同募金会では、災害に備えて共同募金の3%を積み立てる「災害等準備金」を全国から拠出し、特に被害が大きかった岡山県、広島県、愛媛県における災害ボランティアセンターの活動の支援を行っています。
 加えて、被災地で活動するボランティアやNPOの活動を支援する「ボラサポ・豪雨災害(平成30年7月豪雨災害 ボランティア・NPO活動サポート募金)」を新たに開始し、被災された方々への見舞金である義援金とともに、広く被災者を支援するための寄付募集を行っています。
 共同募金会では、今年度も多様な方々の参加と協働により全国的に赤い羽根共同募金運動を推進し、新たな助け合いの地域社会づくりに寄与してまいります。皆さまのいっそうのご理解、ご協力をお願いいたします。


赤い羽根共同募金ホームページ

赤い羽根共同募金ロゴマーク

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