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広報誌「厚生労働」

輝け!医療の星

パラグアイにはない在宅医療の良さに感動

ブルネス・アントニー
医療法人社団悠翔会経営企画部地域連携推進室/広報部長

ぶるねす・あんとにー●1982年生まれ。2001年、来日。2002年、日本学生支援機構大阪日本語教育センター(旧・関西国際学友会日本語学校)卒業。2004年、東洋美術学校グラフィックデザイン科卒業。翻訳・出版会社、音楽事務所、人材紹介会社、アパレル会社を経て、2012年に医療法人社団悠翔会のMS法人である株式会社ヒューマンライフ・マネジメントに入社。

人のために働きたい

 パラグアイ出身のブルネス・アントニーさんは、ゲームやアニメを通じて日本に興味を持ち、2001年に来日しました。デザイナーとして働いていたときに、MRCビルクリニック(現・医療法人社団悠翔会)の佐々木淳理事長と知り合ったそう。前職を辞めた際に誘われて、同法人の広報や地域連携推進室の仕事に従事することになりました。
「パラグアイには在宅医療の制度はなく、医師が自宅を訪問することはありません。日本で初めて知り、いい制度だと思いました。人のために働きたいと考えていたので、この仕事に就くことを決めました」と話します。

勉強会を運営し知識向上や連携推進に一役

 医療に関する仕事は初めてだったため、勉強会などで出会ったケアマネジャーから、「おたくでは○○という疾患の利用者を診てもらえる?」と聞かれても、知識が乏しく答えられなかったことも。「“相談しやすさ”は大事だけど、それだけではダメだ」と悩み、同僚の医師や看護師などに積極的に質問して知識を身につけていきました。
 現在では、同法人のニュースレターなどのデザインを担当するほか、在宅医療に関するさまざまな勉強会を運営。医療従事者の知識向上や、医療職と介護職の連携推進に一役買っています。

ブルネス・アントニーさん

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