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広報誌「厚生労働」

輝け!介護の星

好きになる努力が新しい道をつくる!

矢吹信人
株式会社きずな、デイサービスきずな旭ヶ丘、介護福祉士

やぶき・のぶと●1990年生まれ。2011年、学校法人日本医療大学生涯学習センター(旧・専門学校日本福祉学院)卒業。同年、介護老人保健施設愛の里に入職。今年6月、株式会社きずなに入職。

課題解決に積極的に取り組む

 矢吹信人さんのモットーは、「好きになる努力をすること」。高校生のころは、進路をそれほど深く考えていなかったそう。お母さんが介護の職に就いていたことや、大好きだった祖父母の影響でこの道を選びましたが、最初は特に面白みを感じていませんでした。
 しかしあるとき、1日の大半の時間を仕事が占めているのに、ただ漫然と過ごしていてはもったいないと気付き、「この仕事を好きになり、積極的に取り組んでみよう」と、気持ちの変化が訪れます。すると、「それまで見逃していた情報や解決すべき課題が見えてきて、仕事を楽しめるようになった」とのこと。仕事へのネガティブな言葉を吐露する仲間がいたときは、無記名アンケートを実施して問題点を明らかにし課題解決を図ったり、事故予防のためにヒヤリハットを洗い出して対応策を考えたりと、いろいろと取り組みました。「世間で言われているほど、介護の仕事は暗くもキツくもありません」と、笑顔で話します。

マネジメントを勉強してみたい

 最近では、現場の仕事だけでなくマネジメントへの興味も湧いてきたとか。「スタッフにはそれぞれ家庭の事情や働き方の希望などもあり、一人ひとりに配慮した組織づくりにはマネジメントが必須と思っています」
 今後は、「高齢者が地域と関わって生きがいを見つけられるような面白い取り組みをしてみたい」と、夢を語ります。

矢吹信人
さん

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