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昭和館、しょうけい館で春の企画展を開催しています

社会情勢を映し出した戦中・戦後の双六を紹介

昭和館では、3月19日(土)から、特別企画展「双六でたどる戦中・戦後」を開催しています。
双六は、江戸時代に老若男女が正月に楽しむ遊びとして定着し、明治・大正時代には印刷技術の発達により、雑誌の正月号の付録として定番化しました。
双六の内容や絵柄などには、当時の社会情勢や風俗・流行が取り入れられているのが特徴です。戦中は戦争一色の内容、戦後は平和的な内容や人気キャラクターを描いたものが主流になりました。
本展では、昭和館所蔵の戦中・戦後の双六のなかから130点をテーマに分け、第1期では時局・教育・広告、第2期では憧れ・流行り物を中心に展示し、時代の変化を解説。双六に関連する実物資料も紹介します。会期中にはミニ展示会(講演会も開催)や昭和の体験イベントも予定しています。

特別企画展の概要

テーマ ●「双六でたどる戦中・戦後」
開催期間 ●【第1期:時局・教育・広告を中心に】
 3月19日(土)〜4月10日(日)
 【第2期:憧れ・流行り物を中心に】
 4月12日(火)〜5月8日(日)
 ※4月11日(月)資料交換日
 ※毎週月曜日は休館(5月2日は開館)
時間 ●10:00〜17:30(入館は17:00まで)
開催場所 ●昭和館3階 特別企画展会場
住所 ●東京都千代田区九段南1-6-1
(地下鉄「九段下」駅出口4から徒歩1分)
入場料 ●無料
問い合わせ先  ●昭和館学芸部:財満
 電話03-3222-2577


昭和桃太郎双六 昭和8年(1933)
案:博英社優等生編集部・画:中西称吾

戦病や戦傷病者の苦労を資料やデータで伝える

しょうけい館では、3月1日(火)から、春の企画展「戦傷病とは?〜第2部 戦病〜」を開催しています。
戦傷病とは、「軍人、軍属、準軍属の公務によって負ったケガや病気」のこと。今回の企画展は、昨年夏の「第1部 戦傷」に続いて開催されます。
戦病にはコレラやチフス、マラリアといった感染症や、軍隊病と言われた脚気、行軍病など、さまざまな病気がありました。数日で命を落とすような病気のほかに、十数年経ってから発症する病気や、完治することなく後遺障害に苦しむ病気もあります。外見上は健常者と変わらない戦病者は、周囲からの理解を得られにくいため、戦後も苦労が絶えませんでした。
本展では、貴重な資料とデータで戦病を解説することで、戦傷病者の苦労をわかりやすく伝えます。関連イベントとして、第1・3・5週の土曜日14時より30分程度、学芸員による展示解説を行います。

春の企画展の概要

テーマ ●「戦傷病とは?〜第2部 戦病〜」
開催期間  ●3月1日(火)〜5月8日(日)
 ※毎週月曜日は休館(祝日は開館・翌平日閉館)
時間 ●10:00〜17:30(入館は17:00まで)
開催場所 ●しょうけい館1階
住所 ●東京都千代田区九段南1-5-13
 ツカキスクエア九段下(地下鉄「九段下」駅出口6から徒歩1分)
入場料 ●無料
問い合わせ先  ●しょうけい館学芸課 木村
 電話03-3234-7821


しょうけい館春の企画展
「戦傷病とは?〜第2部 戦病〜」

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