厚生労働省 発表
平成18年2月6日
厚生労働省労働基準局
勤労者生活部 勤労者生活課
勤労者福祉事業室
 室長 斉藤 幸夫
 室長補佐 小松原 正俊
電話番号 03-5253-1111
 (内線 5527)
夜間直通 03-3502-1779


ボランティア活動を積極的に支援する企業等を表彰

−「ワンモアライフ勤労者ボランティア賞」の受賞者が決定−


 我が国における少子高齢化の進展や働く者の意識の多様化の中で、働く者が高い意欲を持って心身ともに充実した状態で働き、仕事の成果を十分に発揮していけるようにするためには、働く者が「仕事」と「仕事以外の活動」(家庭、地域、学習等)を調和させることが重要である。このため、厚生労働省は、自らの働き方を安心・納得して選択できる環境づくりに取り組んでいる。その一環として、勤労者のボランティア活動への参加が生涯の早い段階での生きがいの発見と仕事と生活の調和方法の習得を促すものであることから、勤労者がボランティア活動に参加できる環境づくりのための事業(勤労者マルチライフ支援事業)を平成13年度から実施しており、この事業の一部として「ワンモアライフ勤労者ボランティア賞」を平成14年度に創設した。
 「ワンモアライフ勤労者ボランティア賞」は、地域でボランティア活動を行っている「勤労者」、「その活動を支援している企業」及び「勤労者を受け入れているボランティア団体」の中から、本事業の関係者の推薦及び外部の有識者による委員会の選考を経て、その活動が顕著な個人、企業等を本事業受託団体の財団法人さわやか福祉財団(堀田力理事長)において決定したものである(受賞者は別紙1のとおり)。
 こうした活動を広く国民に知っていただき、勤労者のボランティア活動参加の意義などについての理解を深めていただくため、下記のとおり贈呈式を行うこととしている。


  受賞者
 □ワンモアライフ賞(個人・グループを対象)17名

 □ナイスサポート賞(企業、事業所を対象)15企業

 □ナイスパートナー賞(勤労者ボランティアの受け入れ団体・NPOを対象) 17団体
合計49
(受賞理由等詳細は別紙2−12−2のとおり)
  贈呈式
  日時:平成18年2月11日(土) 午前10時から
  場所:田町「グランパーク」プラザ棟3階301会議室
(所在地:港区芝浦3−4−1)

  (参考) 「ワンモアライフ勤労者ボランティア賞」の対象及び審査基準
 勤労者マルチライフ支援事業について



勤労者マルチライフ支援事業の概要


厚生労働省
〈事業委託〉
さわやか福祉財団
1.目的
実施地域の指導及び勤労者のボランティア活動への参加を促進するためのモデル事業の計画の作成等を行う。
2.主な委託事業の内容
(1) 事業のあり方を検討(事業マニュアルの作成等)
(2) 勤労者がボランティア活動に参加する環境づくり(企業連絡会開催等)
(3) 勤労者のボランティア活動への参加実現(顕彰式の開催等)
〈指導・連携〉
実施団体


経営者協会、社会福祉協議会、NPO・ボランティア支援団体。
各団体にプロジェクトマネージャーを設置。


1.目的
各地域内の実施団体で連携を図り、勤労者のボランティア活動への参加を促進するための具体的な事業を実施する。
2.主な事業内容
(1) 地域での事業のあり方を検討
推進地域協議会の開催
(2) 勤労者がボランティア活動に参加する環境づくり
勤労者、企業に対する啓発(セミナー、経験交流会の開催)
(3) 勤労者のボランティア活動への参加支援
勤労者向けのガイダンスの開催
〈情報・プログラムの提供〉  〈情報提供・プログラムの実施〉
企業 ボランティア団体・NPO等(ボランティア希望者の受入先)
〈情報提供〉 〈参加・相談〉
ボランティアを希望する勤労者

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