厚生労働省

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平成17年4月21日


平成15年 国民健康・栄養調査結果の概要について


 国民の身体の状況、栄養素等摂取量及び生活習慣の状況を明らかにするため、従来の「国民栄養調査」を拡充し、「国民健康・栄養調査」として、平成15年は「たばこ」等に重点を置き、調査を実施した。

たばこに関する状況

 (1) 現在習慣的に喫煙している者の割合は、男性で46.8%、女性で11.3%(図1)。

 (2) たばこが健康に与える影響について、「とても気になる」と回答した者の割合は、女性では5割以上、成人男性では3〜4割(図3)。

 (3) たばこが健康に与える影響について、「たばこを吸うとかかりやすくなる」と回答した者の割合は、「肺がん」、「妊娠への影響」では8割以上、「胃潰瘍」、「歯周病」、「脳卒中」、「心臓病」では5割未満(図5)。

 (4) 現在習慣的に喫煙している者のうち、「たばこをやめたい」と回答した者は男性の4人に1人、女性の3人に1人。「本数を減らしたい」と回答した者とあわせると、全体で男女とも約7割。一方、「やめたくない」と回答した者は、男性の4人に1人、女性の5人に1人(図7)。

 (5) 現在習慣的に喫煙している者のうち、「禁煙を試みたことがある」と回答した者の割合は、男性で約5割、女性で約6割(図8)。

 (6) 現在習慣的に喫煙している者において、男女とも1日に11〜20本喫煙していると回答した者の割合が最も高い。40〜50歳代男性の約2割は、31本以上喫煙(図11)。

 (7) たばこを「まったく吸ったことがない」又は「今は(この1ヶ月間)吸っていない」と回答した者のうち、家庭又は職場で受動喫煙の機会が多かった者ほど、血中コチニン濃度が高かった(図12)。

肥満、運動習慣の状況

 (8) 30〜60歳代男性の3割以上が肥満。20歳代女性の2割以上が低体重(やせ)(図13)。また、30〜60歳代男性の約3割が上半身肥満の疑い(図15)。

栄養素等摂取、食品群別摂取の状況

 (9) 20歳以上で、補助食品等からビタミン・ミネラルを摂取している者の割合は、最も多いビタミンB1で5.3%(表1)。


 I 調査の概要
 II 結果の概要


照会先健康局総務課生活習慣病対策室栄養調査係
電話03-5253-1111(内線2344,2345)

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