戻る

健感発第0311001号
平成15年3月11日

各都道府県衛生主管部(局)長 殿

厚生労働省健康局結核感染症課長


MMRワクチンに関する調査結果について


 昨年末、平成4年10月から平成5年4月の間に期限切れMMR統一株ワクチンが使用されたとの報道があり、厚生労働省においてその仔細について都道府県の協力を得ながら調査を進めておりました。
 今般、調査結果を別添のとおり取りまとめましたので、情報提供いたします。(別添1
 なお、本調査中に、各市町村における期限切れワクチン使用防止のための具体的な取組について把握することができましたので、管内市区町村における適切な予防接種実施の参考として頂きたく、併せて例示いたします。
 また、調査の過程で、ロット番号別の有効期限を知ることが困難であるとの意見を頂きました。MMR統一株ワクチンの有効期限一覧を添付致しましたので、管内市区町村において、有効期限切れワクチン接種者の有無の確認等を行う際にご利用ください。(別添2
 期限切れMMRワクチンに関する相談には、現在、予防接種の実施主体である市区町村にて対応されていること思いますが、市町村に寄せられた相談に対応するために、Q&Aを作成しましたので添付致します。(別添3)さらに詳細な専門的知見を必要とする場合には、(財)予防接種リサーチセンターにおいて、市区町村担当者の方からのFAXによる相談を受け付けますので、03−3341−8860まで、FAXにて御送付下さい。

 今後も引き続き、予防接種実施要領(平成6年8月25日 健医発第962号)、予防接種ガイドライン等を踏まえて、期限切れワクチンの接種防止対策を含め、予防接種に関する事故の防止に取り組まれるようお願い致します。なお、厚生労働省としても、事故防止のための検討を推進していくこととしており、詳細については追ってお知らせいたします。


トップへ
戻る