「40㎝片脚立てますか?」地域ぐるみで進めるロコモティブシンドローム対策(千葉県安房保健所)

ロコモティブシンドローム予防をテーマに、関係機関・団体を中心にそれぞれの立場から主体的に事業に取り組んでいる。また、ロコモ予防は子供から高齢者まで関連するテーマであるため、協議会関係者を介してさらに多様な主体(地域の理学療法士会等)と連携することにより取組の輪が広がり、地域ぐるみでのロコモ対策推進につながっている。

基本情報

  • 実施主体者:千葉県
  • 関係機関:市町、商工会議所、職域関係機関、保健医療関係団体、学校関係、ショッピングモール等
  • 対象者:働き盛りの世代を含む住民
  • 実施期間:令和4年度~

健康課題

 房総半島の南端に位置する安房地域は、高齢化率が42.7%と県内でも高齢化が進展している地域であり、労働生産性の確保と介護予防が課題となっている。協議会で実施した実態調査からは運動習慣の低さや足腰の痛みがある者が若い世代から一定割合みられることが明らかになり、働き盛りの世代からの取組が必要であることから、ロコモティブシンドローム対策に取り組むこととなった。
健康課題

取組内容

■職域と取り組むロコモ対策
働き盛りの世代に対するアプローチとして、協議会の職域関係機関との連携を中心に事業を展開。労働衛生週間説明会での講演や、健康支援の希望があった事業所への介入、商工会議所女性部会と連携した研修会等を実施した。
■各種イベントの開催
商工会議所の紹介により管内の大型商業施設とのつながりができ、継続的なイベントの実施につながった。また、保健主事・養護教諭合同研修会や、管内小学校の家庭教育学級、地域のイベントなど、様々な機関・団体と連携しながらロコモ予防を啓発するための講演会や、ロコモ度テストイベントを実施している。
■ロコモ予防レシピ集の作成
協議会構成員である管内栄養士会では、食事面からロコモ予防をサポートできるよう「ロコモ予防レシピ集」を作成した。レシピは地域・職域双方の事業で活用しているほか、道の駅やスーパーにチラシを設置するなど普及啓発を行っている。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kf-awa/kenkousoudan/locomo-eiyou.html
取組内容

取組の成果・効果

 協議会関係機関の協力のもと、地域・職域の双方で、ロコモ予防啓発の機会を着実に増やすことができている。さらに地域のキーパーソンを介して新たな連携が生まれ、働き盛りの世代に留まらない、地域全体を巻き込んだ広がりのある活動が展開できた。
 また、協議会のオリジナルマスコットキャラクターの作成など、関係機関が協議会事業に楽しみながら一体となって取り組める雰囲気を作ることで、協議会内の連携を円滑にし、多様な主体がそれぞれの強みを生かした、より良い活動につながっている。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kf-awa/kenkousoudan/tishoku.html
取組の成果・効果