ウォーキングチャレンジの継続的な実施(福島県桑折町)
取組参加者の声を受け、県の事業を活用して実施していた「ウォーキングチャレンジ」を県の事業終了後も町の事業として継続して実施している。
基本情報
- 実施主体者:福島県桑折町
- 関係機関:花王株式会社
- 対象者:地域住民
- 実施期間:令和2年度~
健康づくりの課題
桑折町はメタボ率が全国平均や福島県平均と比較して高く、運動習慣(1回30分以上)がない町民の割合も、国・県と比較して大幅に高かった。また、町民の推定食塩摂取量も目標量よりも上回る結果であった。

取組目的・内容
住民の運動不足を課題とする福島県桑折町では、民間企業のノウハウを活用し、市町村の実践的かつ意欲的な健康づくりを支援する「福島県市町村先駆的健康づくり実施支援事業」を活用して、花王株式会社の「歩行力改善プログラム」と協働した、「ウォーキングチャレンジ」を令和2年度に開始した。本プログラムでは、専用歩行計「ホコタッチ」を活用し、日ごとの「活動結果」や「歩行生活年齢」、「歩行安定・脳活性」などの数値を見える化し、結果に沿った歩行アドバイスをすることで、「歩行の若返り」を目指した。事前準備が不要で、老若男女誰でも手軽に開始できる取組である点など、参加者の満足度も高く、「福島県市町村先駆的健康づくり実施支援事業」の終了後も、町の主要事業の一つとして、ウォーキングチャレンジを継続している。
令和2年度に設立した医・学・産・民・官が連携した健康づくりコンソーシアム「こおり健康楽会」とも毎年連携し、町としての健康づくり事業を展開・強化している。健康づくりは一朝一夕でできることではなく経年で取り組むべきであるという視点を重視している。
令和2年度に設立した医・学・産・民・官が連携した健康づくりコンソーシアム「こおり健康楽会」とも毎年連携し、町としての健康づくり事業を展開・強化している。健康づくりは一朝一夕でできることではなく経年で取り組むべきであるという視点を重視している。