健康保養地(クアオルト)を活用した事業場支援(山形県上山市)
地域の自然環境を活用したウォーキングプログラムを通じて市民の健康増進と観光客数の増加を目指す。
基本情報
- 実施主体者:山形県上山市
- 関係機関:中小規模事業場、小・中学校
- 対象者:学齢期、働く世代
- 実施期間:平成20年度~
健康課題
山形県上山市では平成19年に市民1人当たりの年間医療費が県内の市の中で最も高くなった。また、同時期に、本市の主要産業のひとつである観光業における年間宿泊者数も減少傾向にあった。
取組目的・内容
市民の健康増進と観光客数増加の両面から地域を活性化することを目指し、恵まれた地域の自然環境を活用したウォーキングプログラムを主軸にしたクアオルト事業を開始した。
その後、医療費等の分析を行い、定年退職者が国保加入時からすでに生活習慣病に罹患しているケースが多いことが判明。働く世代からの早期介入・生活習慣病の発症や重症化予防の必要性を感じ、 事業場向けの健康講座を開始した。取組を進めながら、「健康経営優良法人を取得したいが何をしたらよいか分からない」という事業場のニーズを踏まえ、健康経営の取組の苦労点やクアオルト事業への興味について、アンケート調査を行った。アンケート結果を踏まえ、事業場の課題に合わせたプログラムの提案や支援を実施している。また、幅広い年齢層にウォーキングプログラムを活用してもらうために市内の小・中学校及び事業場向けに講座を開講。令和4年度には、年間約900名が受講し、クアオルト事業の普及・啓発に取り組んでいる。
その後、医療費等の分析を行い、定年退職者が国保加入時からすでに生活習慣病に罹患しているケースが多いことが判明。働く世代からの早期介入・生活習慣病の発症や重症化予防の必要性を感じ、 事業場向けの健康講座を開始した。取組を進めながら、「健康経営優良法人を取得したいが何をしたらよいか分からない」という事業場のニーズを踏まえ、健康経営の取組の苦労点やクアオルト事業への興味について、アンケート調査を行った。アンケート結果を踏まえ、事業場の課題に合わせたプログラムの提案や支援を実施している。また、幅広い年齢層にウォーキングプログラムを活用してもらうために市内の小・中学校及び事業場向けに講座を開講。令和4年度には、年間約900名が受講し、クアオルト事業の普及・啓発に取り組んでいる。
