地域・職域ネットワーク(神奈川県平塚保健福祉事務所秦野センター)

地域・職域の担当者同士が顔の見える関係を構築し、働く人の健康の保持・増進を目指して地域・職域ネットワークを形成している。

基本情報

  • 実施主体者:神奈川県平塚保健福祉事務所秦野センター
  • 関係機関:秦野市、伊勢原市、東海大学、事業場、医療機関
  • 対象者:働く世代
  • 実施期間:平成30年度~

健康課題

 秦野市・伊勢原市ともに、60代以降生活習慣病の治療をしている者が多く、また働く世代の健診受診率が低いなどといった課題がある。予防的な視点を重視した、働く世代における生活習慣の改善が必要である。また、事業場からはメンタルヘルス不調に関する課題も挙げられている。

取組目的・内容

 神奈川県平塚保健福祉事務所秦野センター(以下、秦野センター)は、地域・職域の担当者同士が顔の見える関係を構築し、働く人の健康を保持・増進することを目指して地域・職域ネットワークを立ち上げた。秦野センターは、自治体とも協働することで活動により一層広がりが生まれることを期待し、管轄2市(秦野市・伊勢原市)も巻き込んだ。現在ネットワークには秦野センター、秦野市・伊勢原市、東海大学、事業場、医療機関等が参加し、運営は秦野センターと秦野市・伊勢原市、東海大学が協働で担っている。ネットワークは年5回程度開催し、従業員の健康づくり支援に向けた情報交換やグループワークを実施している。ネットワークでは関係機関が協働することで、より実践的な取組につながっている。また、ネットワークを通じて地域と事業場との垣根が取り払われ、事業場とのつながりが強まっている。
取組目的・内容