働く人の健康づくり 地域・職域連携推進連絡会(神奈川県相模原市)
市の保健医療計画に位置付けられた地域・職域連携推進連絡会を通じた健康づくりを推進している。
基本情報
- 実施主体者:神奈川県相模原市
- 関係機関:地域産業保健センター、労働基準監督署、地域産業保健センター、商工会議所、全国健康保険協会(以下、協会けんぽ)等
- 対象者:青壮年期
- 実施期間:平成20年度~
健康課題
平成19年3月の相模原市保健医療計画(中間評価)における健康課題として、糖尿病・高脂血症の有病者の増加や成人男性の肥満者の増加、成人女性の運動習慣者の減少などが挙げられ、メタボリックシンドロームを含めた生活習慣病予防が必要である。また、青壮年期における死因に占める自殺者の割合が増加、「ストレスを感じている」人の割合の増加などによるメンタルヘルス対策が必要である。
取組目的・内容
平成19年度、青壮年期における健康課題を踏まえ、市の保健医療計画の中で地域・職域連携の強化を位置付けた。翌年度、地域・職域連携をどのように進めていくか、地域産業保健センターや労働基準監督署をはじめとした職域側の関係機関と協議を重ね、「地域・職域連携推進連絡会」を設置した。同連絡会には、地域産業保健センター、商工会議所、協会けんぽ等、全19機関が参画し、事業場訪問や出張健康教育、構成機関が実施している研修会等の機会を利用した普及啓発等を通して、健康経営の支援を実施している。
