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第9回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合 開会挨拶骨子

第9回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合
開会挨拶骨子(案)

2011年10月25日(火)9:00〜9:30
於:京王プラザホテル南館4F「錦」

 この度、第9回目となるASEAN・日本社会保障ハイレベル会合にご参加いただきましたASEAN各国の皆様、ならびにオブザーバーとしてご参加いただいている関係国政府の方々に対して、日本国政府を代表して、心から歓迎申し上げます。
 また、本年3月11日に発生した東日本大震災に際して、各国より多くの温かいご支援をいただきましたことにつきまして、日本政府の一員として、心より感謝申し上げます。
 更に、ASEAN事務局、WHO西太平洋地域事務局、ILO駐日事務所、JICAの方々におかれましては、毎年、本ハイレベル会合に多大なサポートを頂いておりますところ、感謝申し上げます。
 今回の会合に参加いただく専門家の諸先生方におかれましては、大変お忙しい中、社会保障分野における日本とASEAN各国の協力強化のため、貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございます。

 ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合は2003年に開始して以来、今回で9回目になります。本会合のルーツは、1996年のリヨンサミットにおいて日本から提唱した「世界福祉構想」にあります。これは、世界各国が社会保障の分野での知恵と経験を分かち合うことによって、お互いがより良い社会を築き、次の世代に引き継いでいけるように貢献し合えるのではないかという考え方に基づいています。
 本年の会合は本日から、4日間、保健と福祉の人材育成(human resource development in health and welfare services)をメインテーマとして、保健及び福祉サービスを提供する人材の能力向上(increasing the ability of socially vulnerable people)について、ASEAN各国及び日本での情報の共有、情報交換、議論を行います。
 また、国連ミレニアム開発目標(United Nations Millennium Development Goals;MDGs)に掲げられた貧困削減等の達成に向けて、関連分野の人材育成は不可欠であり、特に人材の適切な供給と配置及び定着の保障等、各国共通の課題の解決に向けて取り組む必要があることは皆様もご承知のことと思います。

 社会的弱者に対する施策の実施には、雇用政策との連携が不可欠です。この視点から、前回第8回会合から、雇用政策に関する国連専門機関であるILOの専門家をお招きすることとし、更に今回新たに、社会的弱者の雇用政策を担当されているASEAN各国の行政官に参加いただくこととしました。

 ASEAN各国と日本は長年のつながりがあり、様々な分野で良好な関係を築いてまいりました。この会合が、お互いの情報と経験を共有する貴重な機会となることを期待します。
 この機会に日本の風土・文化にも触れ、実りある滞在としていただければと思います。どうもありがとうございました。

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