厚生労働省

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第8回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合
村木 太郎・厚生労働大臣官房総括審議官 閉会挨拶骨子

2010年9月2日(木)12:20頃
於:三田共用会議所 第4特別会議室

ASEAN加盟国の皆様、中国、韓国の皆様、「第8回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合」閉会にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。

発表や討議を通じて貴重な経験・情報をご披露くださったASEAN諸国の皆様方、今回初めてご参加いただいた中国と韓国の代表の皆様に対してまず感謝申し上げます。

また、ASEAN事務局、WHO西太平洋地域事務局、並びに国連労働機関駐日事務所をはじめ、講演者の皆さまにおかれましても、感謝申し上げます。

4日間を通じて、皆様方と非常に有意義な議論ができたことに、感謝申し上げます。これも、ご出席いただきました皆様方のご厚意とご協力の賜と心から厚くお礼を申し上げます。

第8回を迎えました本会合では、「社会的弱者の貧困対策〜保健と福祉の連携強化を通じて〜」というテーマで皆様方と情報を交換し、経験を共有いたしました。社会的に弱い立場にいる人々を含めた地域社会全体を保健と福祉の連携により支えることで、人々の自立と自己実現を図り、生活の質を向上させ、貧困削減に繋げていくことは、参加各国の共通の課題です。本会合は、参加各国が、共に課題解決に向けて取り組むきっかけとなったことと思います。

本会合の成果につきましては、皆様方がそれぞれ本国に持ち帰り、今後の政策形成に生かしていただけるものと思います。また、ASEAN+3保健大臣会合及び社会福祉大臣会合にも報告し、今後の議論の素材として活用されていくものと考えております。

更に、本会合で合意されました勧告(Recommendation)を踏まえ、保健と福祉の連携強化に加え、雇用政策との連携についても検討していきたいと思います。

日本の夏は蒸し暑いですが、お帰りになる前に、東京を散策していただき、是非、日本の文化と食にお楽しみいただきたいと思います。

皆様方の益々の御健闘と御発展を祈念し、閉会の挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。


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