(1) |
食品の安心・安全推進研究分野
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食品衛生関連情報の効率的な活用に関する研究(19270101)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、世界保健機関、国際食品規格委員会等の国際機関や各国の関連機関が保有する情報の収集・分析を実施し、その効率的な活用について検討を行うこと、及び、原因不明の食中毒事例等に関し、地方衛生研究所、検疫所、保健所等の食品安全関係機関における連携モデルを構築することに資する研究について優先的に採択することとする。
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研究費の規模 |
: |
9,000千円〜12,000千円程度(1年あたり) |
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(2) |
食品リスク分析調査研究分野
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食品中のダイオキシン類等有害物質濃度の実態把握に関する研究(19270201)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、食品中のダイオキシン類等有害物質について、食品中での有害物質濃度分析法の開発、有害物質等汚染実態調査及び食品からの摂取量に関する調査(トータルダイエット調査)などに成果が期待できる研究を優先的に採択する。
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研究費の規模 |
: |
1課題あたり25,000千円〜70,000千円(1年あたり) |
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(3) |
バイオテクノロジー応用食品分野
・ |
モダンバイオテクノロジー応用生物の食品への混入に関する安全性確保にのための研究(19270301)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、非食用の遺伝子組換え生物が食品等へ混入することを検知する信頼性の高い検知法・分析法の開発を目的とした研究を優先する。
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研究費の規模 |
: |
8,000千円〜12,000千円程度(1年あたり) |
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(4) |
健康食品等の安全性・有効性評価研究分野
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健康食品における安全性確保を目的とした基準等作成のための研究(19270401)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、いわゆる健康食品、特別用途食品等における安全性確保のためのガイドライン又は規格基準等を成果として得られることが期待できる研究を優先する。
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研究費の規模 |
: |
8,000千円〜10,000千円程度(1年あたり) |
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・ |
いわゆる健康食品の安全性・有効性に影響する要因に関する研究(19270501)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、いわゆる健康食品の主たる成分自体の安全性や有効性の検討にとどまらず、成分以外の要因(摂取者、摂取方法、含有物質、相互作用等)による安全性の影響を明らかにし、安全性や有効性確保のための具体的なガイドライン等を作成しうる研究を優先する。
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研究費の規模 |
: |
13,000千円〜17,000千円程度(1年あたり) |
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(5) |
牛海綿状脳症対策研究分野
【新規公募課題なし】
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(6) |
添加物に関する研究分野
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国際的動向を踏まえた食品添加物の規格の向上に関する調査研究(19270601)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、食品添加物の国際的な整合性を確保するための規格規準の設定に関する研究を優先的に採択する。
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研究費の規模 |
: |
10,000千円〜12,000千円程度(1年あたり) |
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(7) |
汚染物質に関する研究分野
・ |
重金属等を含む食品の安全性に関する研究(19270701)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、重金属等(特にカドミウム、鉛、ヒ素)を含む食品の安全性に関する研究、及び、加工・調理によりその毒性を減ずることが可能な伝統食品について、食品を通じた暴露評価及び健康影響、知見収集・整理等に関する研究を優先的に採択することとする。
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研究費の規模 |
: |
1課題あたり10,000千円〜20,000千円程度(1年あたり) |
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かび毒を含む食品の安全性に関する研究(19270801)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、かび毒(特にオクラトキシン、DON(ニバレノール含む)、フモニシン)の暴露評価研究を優先的に採択する。
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研究費の規模 |
: |
18,000千円〜22,000千円程度(1年あたり) |
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貝毒を含む食品の安全性確保に関する研究(19270901)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、主要貝毒標準品の作成及び国際的評価を得る汎用分析法(LC/MSによる一斉分析法等)の開発に関する研究を優先的に採択する。
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研究費の規模 |
: |
12,000円〜16,000千円程度(1年あたり) |
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動物用医薬品等に関する畜水産食品の安全性確保に係る研究(19271001)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、動物用医薬品の発がんメカニズム及び発がん関連遺伝子の研究等を含む研究を優先的に採択する。
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研究費の規模 |
: |
8,000千円〜13,000千円程度(1年あたり) |
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食品中に残留する農薬等の安全性に関する研究(19271101)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、加工食品に関する残留基準、残留農薬の分析に係るスクリーニング法の開発、複数農薬の食品中の残留実態、食品を介した農薬等の急性暴露評価についての研究を計画している研究を優先的に採用する。
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研究費の規模 |
: |
13,000千円〜18,000千円程度(1年あたり) |
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(8) |
食品中の微生物対策分野
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冷凍食品の安全性確保に関する研究(19271201)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、冷凍食品全般にわたるリスク要因(微生物など)を総合的に整理し、具体的なリスク管理手法を開発する研究を優先的に採択する。
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研究費の規模 |
: |
27,000千円〜33,000千円程度(1年あたり) |
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食品中の病原微生物のリスク管理に関する研究(19271301)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、病原微生物による食中毒予防に有用なリスク管理手法の確立を目的として、食品中の病原微生物の汚染実態や汚染量の動態調査、病原微生物の制御方法の開発等に成果が期待できる研究を優先的に採用する。
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研究費の規模 |
: |
1課題あたり23,000千円〜35,000千円程度(1年あたり) |
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食品中のウィルスの制御に関する研究(19271401)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、食中毒の原因となるウィルスの制御方法を確立するため、飲食に起因するウィルス性感染症の実態調査、食品中の食中毒起因ウィルス分析法の開発、ウィルス不活化手法の開発等に成果が期待できる研究を優先的に採用する。
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研究費の規模 |
: |
28,000千円〜38,000千円程度(1年あたり) |
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(9) |
食品中の化学物質対策研究分野
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ダイオキシン類の乳幼児発達への影響の解明等に関する研究(19271501)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、母乳中に含まれるダイオキシン類濃度を測定し、汚染の地域差や経年的変動を明らかにし、その乳幼児の発達への影響との関係について解析を行う研究を優先的に採択することとする。
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研究費の規模 |
: |
18,000千円〜22,000千円程度(1年あたり) |
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食品用器具・容器包装、洗浄剤及び乳幼児用おもちゃの安全性確保に関する調査研究(19271601)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、合成樹脂、ゴム、紙の容器包装、洗浄剤の安全性確保のための規格基準の設定に関する研究を優先的に採択する。
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研究費の規模 |
: |
10,000千円〜14,000千円程度(1年あたり) |
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食品中の複数の化学物質による健康影響に関する調査研究(19271701)
(留意事項)
課題の採択に当たっては、食品成分、食品添加物の複合曝露による発がん等のリスク、農薬の長期複合曝露による健康影響についての研究を優先的に採択する。
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研究費の規模 |
: |
20,000千円〜25,000千円程度(1年あたり) |
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(10) |
アレルギー表示に関する研究分野
【新規公募課題なし】
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(11) |
輸入食品の安全性等に関する研究分野
【新規公募課題なし】
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(12) |
乳幼児食品の安全性に関する研究分野
【新規公募課題なし】
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(13) |
その他
上記(1)〜(12)の分野において、具体的な公募課題が設定されていないものについては、予算の範囲内において、採択をする。ただし、具体的な新規公募課題が設定された研究課題の採択及び継続して実施される研究課題への配分を優先するため、研究課題の採択がない場合がある。 |