日本人死亡者慰霊碑(モンゴル)
1 竣工年月日
平成13年10月15日
2 建立地及び面積
建立地 | : | モンゴル国ウランバートル市 |
面 積 | : | 約9,000m2 |
3 地域
モンゴル(抑留中死亡者)(抑留中死亡者概数:1,700名)
4 碑の概要
慰霊碑は横河建築設計事務所の設計による。
敷地内には段差があるが、それを利用して、(1)入口・下参道、(2)祈りの広場、(3)本碑・基壇の3つの区画を設定した。
祈りの広場の円の形態は「日本」を象徴すると同時に、広場の中央にモンゴルの地図を刻んで収容所跡地を表示してモンゴル国内で亡くなった全ての抑留中死亡者への慰霊の意思を表している。
また、本碑・基壇がある場所は、敷地内で最も高い場所であり、ウランバートル市街に向かって景色を一望することが出来る。
5 碑文
「さきの大戦の後1945年から1947年までの間に祖国への帰還を希みながらこの大地で亡くなられた日本人の方々を偲び平和への思いをこめてこの碑を建設する」
6 維持管理状況
厚生労働省がモンゴル赤十字社に委託して、慰霊碑の掃除、敷地内の除草、周辺植栽の伐採、巡回などを行っている。