日本人死亡者慰霊碑(ロシア)
1 竣工年月日
平成7年7月31日
2 建立地及び面積
建立地 | : | ロシア連邦ハバロフスク地方ハバロフスク市 |
面 積 | : | 約5,000m2 |
3 地域
旧ソ連(抑留中死亡者)(抑留中死亡者概数:54,400名)
4 碑の概要
慰霊碑は、菊竹清訓氏の設計で、旧ソ連地域等において抑留中に死亡したすべての人々の慰霊と恒久平和への思いをこめて建立されたものである。
同碑は、サークル状の階段で構成された基壇の上に幅10m、高さ5mの立方体で構造はレンガ造の建築である。
入口はアーチ状で、その中に入ると半径2.4mの円筒状の中庭がある。
また、慰霊碑に併設する形で財団法人太平洋戦争戦没者慰霊協会が約15,000m2にわたり平和慰霊公苑として整備し、憩いの場となっている。
5 碑文
「さきの大戦の後1945年から1956年までの間に祖国への帰還を希みながらこの大地で亡くなられた日本人の方々を偲び平和への思いをこめてこの碑を建設する」
6 維持管理状況
厚生労働省がハバロフスク市環境整備局に委託して、慰霊碑の掃除、敷地内の除草、周辺植栽の伐採、巡回などを行っている。