インド平和記念碑
1 竣工年月日
平成6年3月25日
2 建立地及び面積
建立地 | : | インド マニプール州インパール市ロクパチン |
面 積 | : | 約3,500m2 |
3 地域
インド(戦没者概数:30,000名)
4 碑の概要
慰霊碑は、菊竹清訓氏の設計による。
同碑は、インパール空港の南約11kmのインパール市郊外に位置し、山と田園に囲まれ、豊かな景観に恵まれた環境にある。
また碑の建立にあたっては、自然環境の保護から既存の林を保存するなど、自然と調和する施設となるよう考慮し、碑の両側に日印両国の友好を象徴するコンクリートの壁を屏風状に斜めに配置している。碑石はインド砂岩で造られ、屏風状の壁に囲まれた広場の奥に位置し、碑石の前に立って拝礼すると日本の方向を向くよう設計されている。
5 碑文
「さきの大戦においてインド方面で戦没した人々をしのび平和への思いをこめるとともに日本インド両国民の友好の象徴としてこの碑を建立する」
6 維持管理状況
厚生労働省が、マニプール州政府に委託して、慰霊碑の掃除、敷地内の除草、周辺植栽の伐採、巡回などを行っている。
7 備考
慰霊碑が建立されているマニプール州は、現在、入域制限区域となっていることから、現地に行く際には、ビザ申請とともに入域許可申請を行う必要がある。