7 合計特殊出生率を用いた出生数の要素分解について
(定義)
x:15、16・・・49
x歳の女性人口:Nx 15〜49歳女性人口:N=ΣNx
x歳の女性の生んだ子どもの数:Bx 出生数:B=ΣBx
Bx
x歳の出生率:bx=─── Bx=Nxbx
Nx
Nx
x歳の女性人口の割合:px=──── Nx=Npx
N
TFR(合計特殊出生率)=Σbx
上記により、出生数の分解を行うと以下のとおり。
B = ΣBx = ΣNxbx = ΣNpxbx = NΣpxbx
Σpxbx Σpxbx
= NΣbx───── = N × TFR × ──────
Σbx Σbx
TFR Σpxbx
= N × ──── × ────────
35 1
Σ───bx
35
Σpxbx
年齢構成の違い:────────
1
Σ───bx
35
年齢構成の違いの分子と分母を比べると、出生率(bx)は共通で、女性人口の割合(px)と、
合計特殊出生率で用いている年齢構成の構成割合()が違っている。