４　婚姻

　平成14年の婚姻件数は75万7331組で、前年の79万9999組より4万2668組減少し、婚姻率（人口千対）は6.0で、前年の6.4を下回った。
　婚姻件数は昭和40年代後半には100万組を超え、婚姻率（人口千対）も10.0以上で、婚姻ブームを呈した。その後は、組数・率とも減少していたが、63年以降は増加傾向となり、平成５年以降は、ほぼ横ばいに推移している（図９）。
　平成14年の平均初婚年齢は、夫29.1歳、妻27.4 歳で、前年より夫は0.1歳、妻は0.2歳上昇しており、特に妻は平成４年以降上昇し続けている(表９)。
　初婚の妻の年齢（各歳）別婚姻件数の構成割合を10年ごとにみると、ピーク時の割合は少なくなり、ピークより高い年齢の割合が増加している（図10）。
　再婚の割合をみると、平成14年は夫は16.3％、妻は14.8％で、昭和50年と比べると夫7.2ポイント、妻7.3ポイント増加している（表10）。
　都道府県別にみると、平均初婚年齢が最も低いのは、夫は徳島県、宮崎県で28.2歳、妻は福島県で26.4歳であり、最も高いのは夫・妻とも東京都で、夫30.5歳、妻28.4歳である（表11）。