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9月の主要変更点(概観部分)

一般経済の動向

8月  月例 9月  月例

 景気は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるものの、持ち直している。

  • 生産は、サプライチェーンの立て直しにより、持ち直している。輸出は、持ち直しの動きがみられる。
  • 企業収益は、増勢が鈍化している。設備投資は、下げ止まりつつある。
  • 企業の業況判断は、東日本大震災の影響による厳しさが残るなど、慎重さがみられる。
  • 雇用情勢は、東日本大震災の影響により、このところ持ち直しの動きに足踏みがみられ、依然として厳しい。
  • 個人消費は、持ち直しの動きがみられる。
  • 物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。

 先行きについては、サプライチェーン立て直し、海外経済の緩やかな回復や各種の政策効果などを背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待される。ただし、電力供給の制約や原子力災害の影響、海外景気の下振れ懸念に加え、為替レート・株価の変動等によっては、景気が下振れするリスクが存在する。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。

 景気は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるものの、持ち直している。

  • 生産は、サプライチェーンの立て直しにより、持ち直している。輸出は、持ち直しの動きがみられる。
  • 企業収益は、減少している。設備投資は、下げ止まりつつある。
  • 企業の業況判断は、東日本大震災の影響による厳しさが残るなど、慎重さがみられる。
  • 雇用情勢は、東日本大震災の影響により、このところ持ち直しの動きに足踏みがみられ、依然として厳しい。
  • 個人消費は、持ち直しの動きがみられる。
  • 物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。

 先行きについては、サプライチェーン立て直しや各種の政策効果などを背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待される。ただし、電力供給の制約や原子力災害の影響に加え、回復力の弱まっている海外景気が下振れた場合や為替レート・株価の変動等によっては、景気が下振れするリスクが存在する。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。

個別項目の判断

  8月  月例 9月  月例
住宅建設 下げ止まっている 持ち直しの動きがみられる
企業収益 増勢が鈍化している 減少している
倒産件数 緩やかな増加傾向にある おおむね横ばいとなっている
国内企業物価 このところ上昇テンポが鈍化している 横ばいとなっている
消費者物価 前月比ではこのところ横ばいとなっているが、前年比では下落が続いている。 前月比では横ばいとなっているが、前年比では下落が続いている。

(注)下線部は、先月から変更した部分。

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