ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 医療保険 > 医療保険データベース > 調剤医療費の動向調査 > 集計結果 > 平成19年度 調剤医療費(電算処理分)の動向

平成19年度 調剤医療費(電算処理分)の動向

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向の概要
〜平成19年度版〜

1 平成19年度の電算処理割合は、医療費ベース、処方せん枚数ベースともに8割を超えている。処方せん1枚当たり調剤医療費について、調剤レセプト全体と電算処理分を比較すると、その差は0.2%で小さい。平成19年度の処方せん1枚当たり調剤医療費の対前年度比は6.1%であり、電算処理分の処方せん1枚当たり調剤医療費の対前年度比は5.8%となっている。

表1 調剤医療費の全数と電算処理分の比較

  実数 対前年度比(%)
平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成18年度 平成19年度

調剤医療費(億円) 45,927 47,468 51,673 3.4 8.9
処方せん枚数(万枚) 66,363 68,955 70,739 3.9 2.6
1枚当たり調剤医療費(円) 6,921 6,884 7,305 ▲0.5 6.1




調剤医療費(億円) 25,658 33,305 41,803 29.8 25.5
  電算化率(%) 55.9 70.2 80.9
処方せん枚数(万枚) 36,777 48,106 57,089 30.8 18.7
  電算化率(%) 55.4 69.8 80.7
1枚当たり調剤医療費(円) 6,977 6,923 7,322 ▲0.8 5.8
  電算処理分/全数 1.008 1.006 1.002

2 処方せん1枚当たり調剤医療費(以下、電算処理分に限る。)の内訳をみると、技術料の割合が26.3%、薬剤料の割合が73.6%となっている。対前年度比は、技術料が1.2%、薬剤料は7.5%となっており、薬剤料の伸び率が高い。薬剤料の約85%を占める内服薬についても、その伸び率は7.7%と高い。

表2 処方せん1枚当たり調剤医療費の内訳

  実数 対前年度比(%)
平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成18年度 平成19年度
調剤医療費(円) 6,977 6,923 7,322 ▲0.8 5.8
  技術料(円) 1,897 1,901 1,924 0.2 1.2
  構成割合(%) 27.2 27.5 26.3
薬剤料(円) 5,069 5,011 5,387 ▲1.2 7.5
  構成割合(%) 72.7 72.4 73.6
内服薬薬剤料(再掲)(円) 4,301 4,245 4,573 ▲1.3 7.7
特定保険医療材料料(円) 10 11 12 7.5 8.2
  構成割合(%) 0.1 0.2 0.2

3  処方せん1枚当たり調剤医療費を年齢階級別にみると、年齢とともに高くなり、75歳以上では9,220円と、0歳以上5歳未満の2,929円の約3倍となっている。対前年度比については、20歳以上で5%前後の高い伸び率になっている。

表3 年齢階級別処方せん1枚当たり調剤医療費

  実数(円) 対前年度比(%)
平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成18年度 平成19年度
総数 6,977 6,923 7,322 ▲ 0.8 5.8
  0歳以上5歳未満 2,892 2,865 2,929 ▲ 0.9 2.2
5歳以上10歳未満 3,838 3,750 3,875 ▲ 2.3 3.3
10歳以上15歳未満 4,556 4,359 4,545 ▲ 4.3 4.3
15歳以上20歳未満 4,558 4,492 4,694 ▲ 1.5 4.5
20歳以上25歳未満 4,668 4,604 4,828 ▲ 1.4 4.9
25歳以上30歳未満 4,892 4,856 5,103 ▲ 0.7 5.1
30歳以上35歳未満 5,193 5,167 5,430 ▲ 0.5 5.1
35歳以上40歳未満 5,664 5,643 5,957 ▲ 0.4 5.6
40歳以上45歳未満 6,230 6,195 6,535 ▲ 0.6 5.5
45歳以上50歳未満 6,824 6,767 7,120 ▲ 0.8 5.2
50歳以上55歳未満 7,351 7,275 7,635 ▲ 1.0 5.0
55歳以上60歳未満 7,828 7,751 8,133 ▲ 1.0 4.9
60歳以上65歳未満 8,065 7,998 8,423 ▲ 0.8 5.3
65歳以上70歳未満 8,290 8,192 8,600 ▲ 1.2 5.0
70歳以上75歳未満 8,552 8,446 8,875 ▲ 1.2 5.1
75歳以上 8,817 8,751 9,220 ▲ 0.7 5.4

4 内服薬の処方せん1枚当たり薬剤料4,571円を、処方せん1枚当たり薬剤延種類数、投薬日数、1日当たり薬剤料に分解すると、各々2.83、17.9日、90円となっている。また、内服薬の処方せん1枚当たり薬剤料の伸び率7.7%を、処方せん1枚当たり薬剤延種類数の伸び率、投薬日数の伸び率、1日当たり薬剤料の伸び率に分解すると、各々1.1%、3.5%、2.9%となっており、投薬日数および1日当たり薬剤料の伸び率の影響が大きい。

表4 内服薬 処方せん1枚当たり薬剤料の3要素分解

  実数 対前年度比(%)
平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成18年度 平成19年度
内服薬 1枚当たり薬剤料(円) 4,296 4,243 4,571 ▲1.2 7.7
  処方せん1枚当たり薬剤延種類数 2.77 2.80 2.83 1.0 1.1
投薬日数(日) 16.7 17.3 17.9 3.2 3.5
1日当たり薬剤料(円) 93 88 90 ▲5.3 2.9

5 内服薬の処方せん1枚当たり薬剤料を薬効大分類別に見ると、循環器官用薬が1,360円と最も高く、次いで中枢神経系用薬が555円となっている。対前年度比は血液・体液用薬が13.6%で最も高く、呼吸器官用薬が▲4.3%で最も低い。

表5 内服薬 薬効分類別処方せん1枚当たり薬剤料

  実数(円) 対前年度比(%)
平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成18年度 平成19年度
内服薬 総数 4,296 4,243 4,571 ▲1.2 7.7
  11中枢神経系用薬 485 500 555 3.2 11.1
  112催眠鎮静剤、抗不安剤 74 74 78 ▲0.5 5.2
114解熱鎮痛消炎剤 81 76 81 ▲5.4 6.5
116抗パーキンソン剤 61 60 62 ▲2.0 2.7
117精神神経用剤 168 183 209 8.7 14.3
119その他の中枢神経用剤 71 78 95 10.1 21.6
21循環器官用薬 1,276 1,260 1,360 ▲1.3 7.9
  212不整脈用剤 92 85 87 ▲7.0 2.3
214血圧降下剤 532 546 605 2.6 10.9
217血管拡張剤 286 275 286 ▲3.9 4.0
218高脂血症用剤 283 272 294 ▲4.0 8.2
22呼吸器官用薬 90 82 78 ▲8.7 ▲4.3
23消化器官用薬 470 457 487 ▲2.9 6.8
  232消化性潰瘍剤 357 341 364 ▲4.5 7.0
239その他の消化器官用薬 53 54 58 2.7 7.1
25泌尿生殖器官および肛門用薬 114 111 125 ▲3.0 13.0
31ビタミン剤 115 108 111 ▲6.4 2.5
32滋養強壮薬 57 58 62 1.0 7.0
  325蛋白アミノ酸製剤 50 50 54 1.2 7.5
33血液・体液用薬 224 229 260 1.8 13.6
39その他の代謝性医薬品 405 420 471 3.6 12.1
  396糖尿病用剤 151 158 179 4.6 13.0
399他に分類されない代謝性医薬品 172 180 207 5.0 14.5
42腫瘍用薬 208 215 233 3.0 8.3
  422代謝拮抗剤 82 78 79 ▲3.9 1.2
429その他の腫瘍用薬 122 131 146 7.3 11.5
44アレルギー用薬 312 300 324 ▲4.0 8.1
52漢方製剤 88 86 93 ▲1.6 8.1
61抗生物質製剤 171 161 157 ▲5.5 ▲2.5
  613グラム陽性・陰性菌に作用するもの 89 79 77 ▲11.4 ▲2.8
614グラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの 72 73 70 0.3 ▲3.2
62化学療法剤 194 176 173 ▲9.1 ▲1.6
  624合成抗菌剤 53 52 54 ▲2.9 4.3
625抗ウイルス剤 75 70 70 ▲6.6 ▲0.0

注)表示していない項目(薬効)があるので、内訳を足し上げても総数と一致しない。

6 内服薬の薬効大分類別に後発医薬品割合をみると、ビタミン剤が最も高く、43.4%、次いで呼吸器官用薬が13.2%となっている。対前年度差は、抗生物質製剤が1.6%ポイントで最も高く、泌尿生殖器官および肛門用薬が▲0.5%ポイントで最も低い。

表6 内服薬 後発医薬品割合(薬剤料ベース)

  実数(%) 対前年度差(%ポイント)
平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成18年度 平成19年度
内服薬 総数 4.6 5.2 5.5 0.6 0.3
  11中枢神経系用薬 2.3 2.4 2.6 0.2 0.1
  112催眠鎮静剤、抗不安剤 3.0 3.6 4.1 0.5 0.5
114解熱鎮痛消炎剤 4.3 4.9 5.1 0.6 0.2
116抗パーキンソン剤 2.0 2.3 2.5 0.3 0.2
117精神神経用剤 1.2 1.2 1.5 0.0 0.2
119その他の中枢神経用剤 0.2 0.2 0.2 0.0 ▲0.0
21循環器官用薬 2.7 3.2 3.4 0.5 0.2
  212不整脈用剤 3.4 3.7 4.1 0.3 0.4
214血圧降下剤 1.0 1.2 1.3 0.2 0.1
217血管拡張剤 1.5 2.1 2.6 0.6 0.5
218高脂血症用剤 5.3 6.3 6.4 1.0 0.2
22呼吸器官用薬 13.2 13.4 13.2 0.2 ▲0.3
23消化器官用薬 6.5 7.9 8.5 1.3 0.6
  232消化性潰瘍剤 4.2 5.3 5.9 1.2 0.6
239その他の消化器官用薬 1.2 1.3 1.2 0.1 ▲0.1
25泌尿生殖器官および肛門用薬 3.6 5.4 4.9 1.8 ▲0.5
31ビタミン剤 41.9 42.6 43.4 0.8 0.7
32滋養強壮薬 2.0 2.3 2.2 0.3 ▲0.1
  325蛋白アミノ酸製剤 1.5 1.7 1.5 0.2 ▲0.2
33血液・体液用薬 6.6 7.4 7.5 0.9 0.1
39その他の代謝性医薬品 4.1 5.3 5.7 1.2 0.4
  396糖尿病用剤 2.7 4.8 5.6 2.1 0.8
399他に分類されない代謝性医薬品 1.8 2.8 3.2 1.0 0.3
42腫瘍用薬 1.3 1.3 1.3 ▲0.0 ▲0.0
  422代謝拮抗剤 0.1 0.1 0.1 ▲0.0 ▲0.0
429その他の腫瘍用薬 2.1 2.0 1.9 ▲0.1 ▲0.1
44アレルギー用薬 2.9 2.9 3.6 0.0 0.7
52漢方製剤
61抗生物質製剤 1.1 2.5 4.1 1.4 1.6
  613グラム陽性・陰性菌に作用するもの 1.2 1.4 1.9 0.3 0.4
614グラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの 0.4 3.3 6.4 2.9 3.1
62化学療法剤 4.1 4.9 5.5 0.8 0.5
  624合成抗菌剤 0.9 1.0 1.2 0.0 0.2
625抗ウイルス剤 4.7 4.5 3.7 ▲0.3 ▲0.7

ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 医療保険 > 医療保険データベース > 調剤医療費の動向調査 > 集計結果 > 平成19年度 調剤医療費(電算処理分)の動向

ページの先頭へ戻る