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コーデックス規格の特徴

コーデックス委員会で作られる食品の国際規格・基準には、大きく分けて2つのタイプがあります。

1つは、農畜産物の生産段階から私たちの食卓に並ぶまで、全ての段階で守られるべき安全に関する基準です。
コーデックス委員会は、消費者の健康を保護することを目的に、世界で流通する食品の安全を確保するための基準を作ります。
例えば、食品に香りや色をつけるための物質(食品添加物)を使うときの基準、農薬や自然に存在する有害な物質(ヒ素・カドミウムなどの汚染物質)が食事により体内に入っても害を及ぼさないと考えられる基準、食中毒を防止するために必要な食品中における微生物基準、食品を製造する際に遵守すべき衛生規範などがこれに該当します。

もう1つは、食品の品質に関する規格です。この品質規格は、公正な貿易を促進するために必要と考えられています。例えば、ある特定の食品に含まれるべき成分とその量などです。また、製造方法、その内容を表示に関する指針、検査方法、これらの食品貿易に必要な輸出証明の方法・手続きなども策定されています。

なお、分野別のコーデックス規格については、以下のリンクからご覧ください
(コーデックス委員会HP・オンラインデータベース(英文))。

>>>>次ページ「コーデックス規格の策定過程」

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