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2018年1月17日 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会 第91回議事録

○日時

平成30年1月17日(水)10:11~10:17


○場所

全国都市会館大ホール(2階)


○出席者

関ふ佐子部会長 松原由美部会長代理 中村洋委員 荒井耕委員
幸野庄司委員 平川則男委員 宮近清文委員
松本吉郎委員 島弘志委員 遠藤秀樹委員 安部好弘委員
五嶋規夫専門委員 堀之内晴美専門委員 日色保専門委員
<事務局>
鈴木保険局長 渡辺審議官 伊原審議官 迫井医療課長 古元医療課企画官
矢田貝保険医療企画調査室長 中山薬剤管理官 小椋歯科医療管理官 他

○議題

○平成30年度保険医療材料制度の見直しについて

○議事

○関部会長

 ただいまより、第91回「中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会」を開催いたします。

 まず、本日の委員の出欠状況について報告します。

 本日は、委員全員が御出席の予定です。ただ、榊原委員、松原部会長代理がおくれて参加される予定です。

 なお、会議冒頭のカメラの頭撮りはここまでとさせていただきます。

(カメラ退室)

○関部会長

 それでは、議事に入らせていただきます。

 今回は「平成30年度保険医療材料制度の見直しについて」を議題といたします。

 事務局より資料が提出されておりますので、説明をお願いします。

○古元医療企画官

 企画官でございます。

 それでは、材-1に基づきまして御説明をさせていただきます。

 「平成30年度保険医療材料制度の見直しについて(案)」これは昨年1215日に中医協総会において了承されました平成30年度保険医療材料制度改革の骨子におきまして、平成30年度診療報酬改定において見直しを行うとされた事項について、具体的に記載のような内容で通知の改正を行うという御提案でございます。

 まず「1 新規の機能区分に係る事項」、イノベーションの評価のうち「ア 使用実績を踏まえた評価が必要な製品に対する対応について」でございます。破線の中が骨子の内容となります。製品導入時には評価できなかった部分について、使用実績を踏まえて保険収載後に新規機能区分の該当性について再度評価を行うことができることとするものであり、今回の改正案は実線の枠の中に記載のとおりでございます。

 2ページ目「イ さきがけ審査指定制度に指定された製品について」は、その該当する特定保険医療材料について機能区分の特例の対象に加えるというものでございまして、2ページの一番下、下線の部分が該当するものでございます。

 3ページ目の「エ 置き換わりの製品に対する改良加算の運用について」でございます。既存機能区分の既収載品と置きかわり得る製品については同一機能区分としつつ、当該製品が新規収載されてから迎える2回目の改定時まで時限的に加算することができる仕組みを設けることとする。その内容を通知の形でお示しいたしましたのが4ページの上段、下線部でございます。この時限的加算につきましては、期限付改良加算と明記をしてございます。

 4ページ目の下段「オ 既存製品よりも単純化した新規製品に対する対応について」これはより単純化した製品が開発された場合、既存製品よりも単純化した新規製品に対して既存製品の機能区分から減額する仕組みを設けるものでございます。5ページの上の下線部がその内容となります。

 次に「カ 迅速な保険導入に係る評価について」これは医薬品医療機器等法に基づく総審査期間のうち、申請者側の期間。これが新医療機器の優先品目の場合には90日以内、改良医療機器の臨床ありの場合には105日以内、新医療機器の通常品目の場合には180日以内に短縮した上で評価を行うものでございます。

 6ページ目「(2)外国価格調整について」は、外国平均価格の算出方法について、従来の3倍を2.5倍、また、2倍を1.8倍にするというものでございます。

 7ページ「(1)再算定について」も同様の内容となります。

 8ページ「3 費用対効果評価の試行的導入に係る事項」でございます。

 まず「(1)価格調整の対象品目」でございますが、対象品目については費用対効果評価専門組織による評価結果を踏まえ、価格調整を行うものでございます。

 9ページ「(2)価格調整の範囲」については、類似機能区分比較方式並びに原価計算方式それぞれについて、骨子の内容を通知の形で記載した案でございます。

 「(3)価格調整方法」については、増分費用効果比を用いて価格調整を行うこと、そして価格調整の適用する順序について記載してございます。

 最後に11ページになります。「保険適用区分の新設及び手続きの簡素化について」でございます。まず材料についてA、B区分の見直しを行うもの、また、1112ページに記載しております枠の中、下線部が見直しの内容となります。

13ページは体外診断薬でございます。E1E2の定義を明確化するものでございます。

 最後に14ページ、手続の関係でございます。決定区分A3B2またはE2として判断されたものについては、より迅速な保険適用の観点から保険適用手続の簡素化を図るものでございます。具体的には14ページの下線部をごらんください。

 資料の説明は以上となります。よろしくお願いいたします。

○関部会長

 ありがとうございました。

 それでは、ただいまの御説明に関して御質問等ありましたらお願いします。よろしいでしょうか。どうもありがとうございました。

 それでは、本案を総会に報告したいと思います。よろしいでしょうか。ありがとうございます。それでは、そのようにしたいと思います。

 本日の予定された議題は以上です。次回の日程につきましては、追って事務局より連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。

 本日の保険医療材料専門部会はこれにて閉会といたします。どうもありがとうございました。


(了)
<照会先>

保険局医療課企画法令第1係

代表: 03-5253-1111(内線)3288

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